心筋炎とは?   
 
 I. 心筋炎 Myocarditis  II. 角田研究室のプロジェクト III. 拍動する心筋細胞株HL-1 cardiomyocyte IV. 小動物用 超音波高解像度イメージングシステム Vevo 770 I. 心筋炎 Myocarditis II. 角田研究室のプロジェクト Marjan Trutschl 博士と 
Urska Cvek博士 , コンピュータサイエンス講座, ルイジアナ州立大学-シュリーブポート (LSU-S).  
との共同研究でシステム生物学(Systems biology)の方法を用いて行っております。この研究はウイルス性あるいは自己免疫性心筋炎の分子生物学的機序の解明と心筋炎の新しいバイオマーカー (biomarker)の発見に繋がるものです。
研究の遂行の暁には、ウイルス増殖、免疫反応、病期(病期のステージ)、心臓の機能と障害および臨床的病理学的関連がより明らかになることが期待されます。
心筋炎の治療は、将来的には、個々人によって適したテイラーメイドの治療 (personalized interventions)が、異なる病因(ウイルスあるいは自己免疫)、病期の相違(急性期か慢性期か)、個々人の免疫反応の体質の違い、
を考慮してなされることが理想と考えられますので、我々の研究は、その理想の実現に向かうプロジェクトといえます。III. 拍動する心筋細胞株HL-1 cardiomyocyte [高画質で再生] beating cardiomyocyte (heart muscle cell) in vitro フラスコ内で拍動する心筋細胞 心筋炎 (心臓の炎症性疾患)も研究しております。心筋炎の原因は、不明なことも多く、ウイルス感染や自己免疫(自らの免疫細胞が心臓を攻撃)によって 起こるとされています。
この研究のため、角田研究室は、ルイジアナ州立大学シュリーブポート校のJ.スティーブ・アレクサンダー生理学教室教授 と共同研究を行なっています。
私たちが使用している心筋細胞株はフラスコ内で、心臓のように拍動する様子が観察できます。我々はマイクロアレイを使って病変時に遺伝子発現がどのように変化するかを解析中であり、心筋炎研究の新しいモデルシステムとして期待したいます。谷口克博士 との共同研究の一環でもあります。IV. 小動物用 超音波高解像度イメージングシステム Vevo 770 Vevo 770 を用いて、最小30ミクロンの高分解能により、マウス等小動物における心血管疾患(心筋炎、心筋症)の早期発症段階から進行段階、治療効果を非観血的・経時的に精細観察をしております。超音波による心血管イメージング 動画 VIDEO 
VIDEO VIDEO 心エコー 静止画像 お問い合わせ: itsunoda@hotmail.com  or itsunoda@med.kindai.ac.jp