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JPOS研究は女性の骨折、骨粗鬆症の予防をめざす疫学研究です。

JPOS研究事務局近畿大学医学部
公衆衛生学教室

ベースライン研究Baseline Study

対象地域と対象者

全国から選ばれた7市町(AからG)が調査地となりました。各地の住民基本台帳を基にして、15歳から79歳の女性を5歳階級別に50人、1地区650人、合計4550人を無作為抽出して調査対象としました。調査対象者は無作為(くじ引きのような方法)に選ばれているので、ある特性を持った人に偏ることなく、日本人女性の代表的な結果が得られる理想的な対象者の決め方となっています。


調査方法

1996年2月から調査を始め、同年11月に終了しました。
個人の結果は分かりやすい結果報告書として個人にお返しして、健康管理に役立てていただいています。また、調査市町に対しては調査報告書をお返しし、各自治体の骨粗鬆症対策の基礎データとなりました。また、全体報告書も作成し、公表しています。


調査項目

骨密度測定
2重X線吸収法(DXA, 米国Hologic社製QDR4500A)で腰椎、大腿骨近位部を測定
椎体変形判定
DXAによる椎体側面のデジタル画像をVertebral Fracture Assessment (VFA)で解析し、椎体変形を判定
血液検査
一般生化学検査に加え、骨代謝マーカーを測定
尿検査
骨代謝マーカーを測定
問診
既往歴、生活習慣、カルシウムの摂取量等を聴取

The JPOS Study事務局JPOS研究

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近畿大学医学部公衆衛生学
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