南大阪の最新医療を担う 近畿大学医学部附属病院

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病院長 ご挨拶

病院長 工藤 正俊 からのあいさつ

近畿大学医学部附属病院 病院長 工藤 正俊
 近畿大学医学部附属病院は昭和50年(1975年)の開院以来、南大阪エリア唯一の大学病院として「安全で質の高い先進医療」を提供すると共に、教育病院として「人に愛され、信頼され、尊敬される医療人」を育成すべく努力を重ね、開院40周年の節目を迎える事ができました。これもひとえに、日ごろから当院へ賜っております皆様の温かいご支援とご協力のお蔭と深く感謝申し上げます。

 

 当院は、日本医療機能評価機構により平成16年(2004年)に「認定病院」としての評価を受けて以来、南大阪エリアにおける地域医療の貢献に努めて参りました。また、特定機能病院として、がんの診断・治療に注力しております。がん患者の罹患数は増加傾向にあり、日本人を取り巻くがん環境は変革の時期と直面しています。治療法の選択枠が以前と比べて格段に増え、新しい治療薬の開発・医療機器の進歩により、がんとの関わり方が大きく変化しました。当院のがんセンターでは、センター内に通院治療センター、放射線治療部、緩和ケア室、がん相談支援センターを設置し、集学的治療を有効的に行う体制を整えると共に、地域の医療機関や住民の方への情報発信、優れたがん専門医の育成に取り組んでおります。

 

 さらに、地域における医療機関との相互の連携を図るため、病院・診療所間連携の推進に力を入れ、地域医療の発展に貢献したいと考えております。専門的な治療が終了した後は、紹介元の医療機関に紹介させて頂いたり、患者さんに必要な医療を適切な医療機関で受診いただけるよう、関連機関と共により良い医療を目指します。

 

 施設としましては、南河内医療圏で救急医療の最後の砦として、昭和57年(1982年)に開設いたしました救命救急センターがございます。本センターは、地域の3次救急を担うことに加えて、脳卒中、心筋梗塞等の2次救急告知も受け、幅広くこの地域の救急医療に尽力して参りました。また、急性心筋梗塞を含む心臓・循環器系の疾患は増加傾向にあります。平成25年(2013年)には、循環器内科と心臓血管外科を一体化した心臓血管センターを設置し、緊急・重症の患者さんに対して、今まで以上に質の高い医療を提供できる体制を整えています。

 

 また、本年より、最新鋭のハイブリッド手術室を導入し稼働を開始しております。ハイブリッド手術室では、血管撮影やX線透視などを同室にて行うことが可能なため、特に心臓血管外科・脳神経外科・整形外科の手術で活用されています。また、今回の導入に併せ手術室を17室へと4室増床も行いました。ロボット手術(Da Vinci)を中心とした内視鏡外科専用の1室と眼科の日帰り手術を視野に入れた外来手術専用の2室を増床し、今後とも低侵襲な最新の医療を提供し、地域を支える病院および診療所の皆様との連携を密にして努力を続けて行く所存です。

 大学病院として先進医療機能の充実を図ると共に、地域の皆様に安心して受診頂ける医療の提供に向けて日々努力して参ります。

 

東田 有智