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がん相談支援センター

HOMEがん相談支援センターがん相談支援センターとは

がん相談支援センターとは?

近畿大学病院がん相談支援センター 全国の「がん診療連携拠点病院」「小児がん拠点 病院」「地域がん診療病院」に設置されている、がんに関するご相談の窓口です。
当院で治療中の方、その他の施設で治療中の方、患者さんやそのご家族など、どなたでもご利用いただけます。
相談いただいた内容があなたの同意なしに他者に知られることはありません。また、匿名での相談も可能です。
「相談すると担当の先生が気を悪くするのでは」と心配される方もいらっしゃいます。そんな時は、その不安も含めて相談員にお話し下さい。

リーフレット
↑コチラからダウンロードできます

ご案内

相談受付 月〜金曜日 9:00〜16:00
*土・日・祝日・年末年始・11/5(創立記念日)を除く
対 象 がん患者・家族、当院に受診されていない方でも相談可能
相談方法 電話、面談でのご相談に対応します。メールでの相談はお受けしておりません。
相談時間:1人30分
※オンライン面談(ZOOM)をご希望の方は、072-366-7096(直通)にご連絡ください
相談場所 病院棟2階 患者支援センター内
がん相談支援センター 相談室
相談費用 無料
電話番号 072-366-7096(直通)
  • ・相談にあたり主治医の許可は必要ありません。匿名の相談にも応じます。
    ・相談で知りえた情報を相談者の同意なく第三者(担当医等を含む)に伝えることはありません。
    ・オンライン面談当日の技術サポート(zoomの相談方法、その他患者さんの端末に関するサポート)は行っておりません。

がん相談支援センターの支援内容

具体的な相談支援について 〜例えば、このようにご相談ください〜

  • 検査・治療
    自分のがんや治療について詳しく知りたい
    担当医から提案された以外の治療法について考えたい
    セカンドオピニオンって何?
    将来子どもをもつことができるか心配です
  • 医療者とのコミュニケーション
    担当医からの説明がよくわからない
    質問したり、希望を伝えることができない
    何を聞けばよいかわからない
  • 身体の症状
    痛くなったり眠れなくなった時に、どうしたらいいか分からない
    治療の副作用が心配、対処方法を知りたい
  • 社会福祉制度
    活用できる社会福祉制度、介護・福祉サービスを知りたい
    仕事や育児・家事のことで困っている
  • 療養生活について
    自宅を含めて、療養場所を考えたい
    療の副作用や合併症と上手につきあうには?
  • 社会との関わり
    病気について職場や学校にどのように伝えれば…
    仕事を続けながら治療はできるだろうか…
  • 心のこと
    落ち込んでつらい…
    誰かに気持ちを聞いてもらいたい
    これからどうしたらいいのかわからない
  • 緩和ケアについて
    緩和ケアって何?
    緩和ケアはいつから受けるの?
    治療を受けながら緩和ケアを受けるにはどうしたらいいの?
  • がん予防や検診
    がんの予防方法ってあるの?
    がん検診の申し込みはどこでできるの?
    がん検診を受けて再検査が必要と言われ心配です
  • 家族のこと
    家族にどう話してよいのかわからない…
    家族ががんと診断されてどうしたらよいかわかりません

 ⇒利用者様のお声はこちら


 ⇒院内への広報活動:入院患者様に配膳時にお配りしたメッセージ

相談支援に関わる職種の紹介

国立がん研究センターの研修を修了した、看護師・ソーシャルワーカーが、相談員として対応しています。

がんゲノム医療コーディネーター、両立支援コーディネーター、国立がんセンターアピアランス研修を修了したスタッフが相談に対応しています。

まずはがん相談支援センターにご相談ください
  • がんという病気や治療に関する一般的な情報提供を行い、療養に必要な情報収集をサポートします。
  • がん治療の選択について迷った時、疑問に思った時には必要な情報を伝え、納得して決めるためのサポートを行います。
  • 診断結果を待っている間・診断直後に何を相談したら良いかわからない時は、それらを整理することからサポートします。
  • 治療開始前・治療中・治療後も、病気や今後に対する不安や気がかりなど、気持ちの整理をお手伝いします。
  • 診断時からの緩和ケアについて、苦痛を緩和する方法を一緒に考えます。
  • 医療費の負担や仕事を継続するための情報提供を行います。
  • 病院や在宅など、療養場所の選択についてサポートします。

がん患者とご家族へのサポート体制(ともに生きる会)

ともに生きる会(2021年4月より、リボンの会 と統合いたしました)

① WEB勉強会<生活編>

治療中のお困りごとについて、看護師・社会福祉士の立場からWEB講和(YouTube配信)を行います。
テーマ 診療科
制度 高額療養費制度について
傷病手当について
障害年金について
がん相談 がん相談支援センターのF&Q
ケア アピアランスケアとは?
食事と栄養
介護保険制度の活用
がん治療と行うスキンケア
心のケアと対処方法

コチラよりご覧ください。

① WEB勉強会<疾患編>

ともに生きる会は、正しい医療の知識と理解を深める会です。医師の立場からWEB講和(YouTube配信)を行います。ぜひご覧ください!
テーマ 診療科
肺がん 呼吸器外科
大腸がん 消化器外科
小児・AYA 小児科
妊孕性温存 婦人科
検診 婦人科
胃がん 消化器外科
乳がん 腫瘍内科
乳腺外科

コチラよりご覧ください。

② 公開セカンドオピニオン

「婦人科がん」に関する気になる質問に専門医師がお答えします。
第1回
「婦人科がん」
開 催 日:2024年8月24日(土)
開催時間:13:30~16:00

講演会当日、「婦人科がん」に関するご質問に各分野の専門家がお答えします。
ご質問は「こちらのフォーム」にお寄せください。

当日は「こちら」よりご視聴ください!

③ がん患者さんのためのサポートグループ

講師による講和と参加者同士の交流を行い、がんによる様々なストレスに対処する力を高めることを目的とした会です。
対象 がん患者さんやご家族(全4回受講できる方に限る)
内容 ①がんについて学ぶ
②毎日の健康状態に対応する方法を学ぶ
③自分の気持ちを見つめ心身の活気を保つ
④援助システムと活用できる資源を知る
開催予定日
【第1回】
①2024年6月8日(土)10:00~11:30
②2024年6月22日(土)10:00~11:30
③2024年7月6日(土)10:00~11:30
④2024年7月20日(土)10:00~11:30
開催予定日
【第2回】
①2024年11月2日(土)10:00~11:30
②2024年11月16日(土)10:00~11:30
③2024年11月30日(土)10:00~11:30
④2024年12月14日(土)10:00~11:30
開催方法 対面

こちらよりお申込みください。

④患者サロン「なごみ」

がん患者さんやご家族がお互いの経験を語り合い、それぞれの悩みや不安な気持ちを分かち合う交流の場です。交流会の前にテーマに沿った15分間のミニレクチャーを行います。
対象 がん患者さんやご家族
開催予定日 ①2024年5月18日(土)10:00~11:00
「がん経験者の体験談」
②2024年7月27日(土)10:00~11:00
「治療による外見変化へのケア」
③2024年10月26日(土)10:00~11:00
「アドバンス・ケア・プランニング」
④2024年12月7日(土)10:00~11:00
「こころのケア」
開催方法 対面

こちらよりお申込みください。

小児・AYA世代のがん患者支援体制

小児AYA世代の特有のニーズ(就学や就労、妊孕性、社会制度、アピアランス)に対するケアパッケージを提供し、様々なご相談内容に対応いたします。

診断時

就学・就労

就学

義務教育期間の院内学級のご案内や高等学校以降の学習支援について情報提供やサポートを行い、治療中・治療後も切れ目なく教育を受けられるように支援します。

就労

治療を続けながら働く人を応援します。休職することのご不安やその間の保障制度、働き方や職場との相談場面での困りごと、復職などについて情報提供や対応について一緒に考え支援します。
妊孕性
妊孕性温存は、がん治療の前に行うことが大切です。まずは、がんと診断された際には、治療開始までにがん相談支援センターまでお越しください。
がん治療による生殖機能への影響、妊孕性・生殖機能温存の方法や費用に関する情報提供、がん患者等妊孕性温存治療費助成事業のご案内などができます。
社会制度
必要な医療を安心して受けられるようにするための様々な制度があります。相談員が状況に応じた制度(医療費に関するもの、所得保障、生活で活用できるサービス等)の活用に関する情報提供や問題解決に近づくための支援を行います。
アピアランス
アピアランス(外見の変化)でお困りの方に「社会とのつながり」を持ち続けられるように支援します。病気や治療による脱毛や皮膚トラブルなどに対して、ウィッグ選びのポイントや脱毛時の生活の工夫、メイクアップ、スキンケアなどについてサポートできます。
*自治体によってはウィッグや乳房補正具などの助成金制度を設けているところもあります。

外来・入院

【ケアパッケージ内容】

0歳~18歳(高校生まで).pdf

高校卒業後18歳~39歳.pdf

がんと診断されたら、まずはがん相談支援センターにお越しください。
ケアパッケージの内容に沿って対応致します。

がん治療と仕事の両立

がん治療と暮らしの両立支援
がん治療の医療技術の進歩に伴い、がんの診断を受けても、毎日の暮らしは続きます。診断を受け止め、治療の選択を考えていく時期に、多くの方は仕事の引継ぎや様々な生活の段取りにも直面します。治療がある程度一段落したあとも、職場復帰や経済的な問題などについて悩む方は少なくありません。
平成28年 厚生労働省より「治療と職業生活の両立支援のガイドライン」が公表され、がん患者に対する両立支援が始まっています。

がんと診断されてもすぐに仕事をやめる必要はありません。やめる前にまずご相談ください。

がん治療と暮らしの両立支援

がんと経済的支援について

がんと経済的支援について がんと診断され治療の為に、仕事のペースを落とさないといけなくなり、収入が不安定になることがあります。また、今までの生活費に治療費が重なることで、経済的に負担を感じる方も少なくありません。
そのためにも医療費の負担を軽くする仕組みや支援制度(高額療養費制度、傷病手当金、障害年金など)の活用など知ることが大切になります。

例えば・・・・・こんな時に
  • 仕事を休んでる間、生活費や治療費はどうしよう?
  • 利用できる制度はあるのか?
  • 職場に迷惑をかけてしまうんじゃないか?
  • 治療をしながら仕事を続けるのは無理じゃないか?
  • 仕事をやめないとだめかな?
  • 職場に病気のことどこまで話したらいいのか?
  • 治療しながら仕事と家事(育児)ができるのかな?
  • がんになったら気力・体力的に働けないだろうか?

治療が始まる前に相談員(看護師・ソーシャルワーカー)と一緒に考えてみませんか?

がんゲノム医療について

がんゲノム医療とは
がんゲノム医療現在の医療では、身体からがん組織を採取し、その遺伝子を調べることによって、そのがんの特徴を知ることができます。既に、いくつかのがんでは、遺伝子の変化について個別に検査し、その結果に応じた薬剤での治療が行われています。
このようにがん毎の遺伝子の変化を明らかにし、解析結果に即した医療を行うことを「がんゲノム医療」といいます。
「がんゲノム医療」は、がんの種類や病状によって、すべての方が受けることができるとは限りません。また、解析結果によっては、その後の薬剤での治療が確立していなかったり、研究段階の場合もあります。
がんゲノム医療の情報提供の現状
新聞やインターネットでは、聞きなれない用語が飛び交い、患者さんは自分が検査を受けるにはどうしたらよいか、わからないという現状が予測されます。
がん相談支援センターでのサポート体制

がん相談支援センターでは、正しい情報提供を行い、がんゲノム医療を受けることを含めた、これからの治療について、一緒に考えサポートします。

  • 相談者がイメージしているがんゲノム医療について確認します。

    検査の対象となるがんの種類や進行度についてご存知ですか
    検査にかかる費用はご存知ですか
    検査する遺伝子の種類はご存知ですか
    ・・・・・等

  • がんゲノム医療の目的、検査方法、結果の取り扱いとのその後の薬物療法での治療、受診方法について必要時は、検査担当医師と連携をはかりながら個別にご説明します。
  • がんゲノム医療を受ける経過に応じて、必要時には、一定の研修を受けた、がんゲノム医療コーディネーターが対応します。
がん相談支援センターでのサポート体制

がん情報コーナー

がんの冊子・パンフレット類の展示

がん情報コーナーでは、国立がん研究センターがん情報サービス等で発行している各種がんに関する冊子やパンフレット、院内主催の公開講座や患者サロン・患者教室のお知らせを設置しています。ご自由にお持ち帰り下さい。
設置しているもの以外の冊子やがんに関する様々な情報については、がん相談支援センターへお立ち寄り下さい。

  • がんの冊子・パンフレット類の展示
がんに関する図書の閲覧と貸出

がんに関する図書の閲覧・貸出をしていますので、お気軽にご利用ください。
ご希望の方は、通院治療センター受付にお声かけください。

がんに関する図書の閲覧と貸出

セカンドオピニオン

セカンドオピニオンを受けると、担当医以外の医師の意見(診断や治療方針の確認・その他の治療方法の確認とその根拠等)を聞くことができます。

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