近畿大学東洋医学研究所 / 大阪府で漢方・鍼灸治療 月経前症候群、PMS、冷え症、アトピー、がん、心身症でお困りの方へ

東洋医学とは

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東洋医学のすすめ

漢方医学とは?

 古代中国で発達した医療が日本にも4世紀の末・聖徳太子の頃に伝来し、独自の発展をとげました。江戸時代に西洋医学が導入されたのに対して、もともとの医学を蘭学に対して漢方と呼ぶようになりました。アジア各地にも同様の伝統医学があり、中国(中医学)・韓国(韓医学)、日本(漢方)等をまとめて東洋医学Traditional Asian Medicineとまとめて呼ばれることもあります。

漢方診療を受けてみよう

 基本的な診断方法は西洋医学と大きく異なることはありませんが、「舌診」(舌の色、むくみ等をみる)、「脈診」(脈の流れ方をみる)、「腹診」(腹部の触診により緊張をみる)といった伝統的な診察方法により、病状を診断します。現代医学のなかでの漢方診療では、画像診断や血液検査との組み合わせも行われる場合があります。
 西洋医学が臓器にわけて細かく分析し、悪いところを取り除くのが得意なのに対して、東洋医学では人間の体質などを全体的にとらえて(心と体は一体)、自然治癒力を向上させることを得意としています。東洋医学治療が得意な具体的な疾患を表に示します。

診療領域別疾患

  1. 内科領域:頭痛、高血圧、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、慢性便秘、浮腫、がん治療・治療後の愁訴など
  2. 整形外科領域:肩こり、背部筋肉痛などの頚肩腕症候群、腰痛症、坐骨神経痛、膝関節症、椎間板ヘルニアなど
  3. 耳鼻咽喉科領域:アレルギー性鼻炎、花粉症、慢性鼻炎、慢性副鼻腔炎、難聴、耳鳴り、慢性中耳炎、舌炎、舌痛症など
  4. 皮膚科領域:アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、皮膚掻痒症など
  5. 精神神経科領域:抑うつ、不眠症、不安神経症、過換気症候など
  6. 脳神経外科領域:脳梗塞後遺症など
  7. 婦人科領域:月経困難症、更年期障害、月経前症候群(PMS)、不妊症、子宮筋腫、子宮内膜症など
  8. 眼科領域:眼精疲労、アレルギー性結膜炎など
  9. 泌尿器科領域:頻尿、前立腺肥大症など

西洋医学と東洋医学のスペシャリストを目指す

東洋医学だけですべての病気が解決するのなら西洋医学は必要とはしませんが、決してそんなことはありません。それぞれの専門性をもちながら両者を組み合わせるころにより、西洋医学だけでは解決しにくい病気に対してもプラスアルファの効果が期待できます。私たち東洋医学研究所では、東西医学の結合による新しい医療のかたちを提案します。

東洋医学のすすめ

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