近畿大学医学部 麻酔科学講座

疼痛制御センター(ペインクリニック)
img1.jpg 患者さん一人ひとりに適した治療を選択することで、個々の自然治癒力を高め、総合的に心と体の痛みを緩和して、QOL(quality of life:生活の質)を向上させることを目指しています。様々な痛み、シビレ、こり、麻痺などに対する神経ブロック療法、薬物療法を中心として、東洋医学的な鍼灸治療、漢方薬の投与を行っています。また、神経内科、皮膚科、整形外科、脳神経外科などの院内各科との連携による集学的医療に取り組み、治療成績の向上を図っています。
日本ペインクリニック学会認定施設、日本東洋医学会研修指定施設の資格を収得し、毎週水曜日には、透視下神経ブロックの他、脊髄刺激装置植え込み術や硬膜外ポート植え込み術などの手術を行っています。
また週5日のペインクリニック外来での診療では、外来初診患者さんが年間720名、再診患者さんは21,500名にものぼります。
当院は日本ペインクリニック学会指定研修施設であり、ペインクリニック領域において全国でも最先端の診療を行っていることから、他診療科や近隣の医療機関からのニーズも高まっており、他大学の麻酔科からの紹介患者さんも少なくありません。