よくある質問
■ お問い合わせの前にご一読ください。
- 肝炎治療の薬が高額であると聞いた。これ以上医療費がかかると心配です。どうしたらいいでしょうか。
- B型・C型ウイルス肝炎の治療(保険適用内)を受けられる対象者につきましては医療費の一部を助成する肝炎治療医療費助成制度が利用できます。
- C型肝炎であることがわかりました。治療しながら仕事を続けることはできるのでしょうか。
- C型肝炎は内服だけの治療で仕事を続けながら治療をすることが可能となっています。
また就労支援については近畿大学病院 肝疾患相談支援センターで相談することもできます。
- 肝臓病の食事療法はどのようにすれば良いですか?
- 基本は主食、主菜、副菜の揃ったバランスの良い食事を心がけることです。
適正な体重を維持するためのエネルギーを摂ることも重要です。適正な体重は身長(m)×身長(m)×22で求めることができ、適正なエネルギーは求めた体重に25〜30kcalをかけることで求めることができます。(身長170cmの男性であれば1.7×1.7×22=約64kg 適正エネルギー
64kg×25〜30kcal=1600〜1900kcal)その他病状によっては塩分制限、鉄制限等が必要な場合もあります。
分からないことがあれば医師又は管理栄養士に相談しましょう。
- ウコンやしじみが肝臓に良いって本当ですか?
- ウコンに含まれる「クルクミン」には胆汁分泌を促し脂質の分解を高める効果が、しじみには肝臓の解毒作用を高める「オルニチン」が多く含まれています。
しかしウコンやしじみエキス含有のサプリメントを過剰摂取することにより肝障害を引き起こす例が報告されています。
理由は様々ですが主にはウコン製品やしじみには鉄分の含有量が多く、肝炎など肝機能が低下している場合に鉄分が蓄積され引き起こされるものとされています。そのため過剰に摂ることは避けましょう。
- 仕事や軽い運動はかまいませんか?
- 肝臓の状態により仕事や運動の許可は異なります。先ずは、医師に仕事・運動許可の範囲を確認してください。軽度の肝障害、肝硬変であれば軽度の運動から初めて30分くらいの歩行程度であれば問題ありません。進んだ肝硬変や肝性脳症、黄疸やむくみ、腹水などがある場合は、原則的に激しい運動は控え、軽く身体を動かす程度に留めましょう。
食後は胃腸や肝臓が消化・吸収のために活発に動いている時間です。食後1〜2時間は楽な姿勢でゆっくり過ごしてください。
- 足がむくんでいるときはどうすればよいですか?
- 足にむくみがある場合はできるだけ安静にして、足を枕などで上げておくようにしましょう。また足浴などで循環をよくすることもむくみの予防や改善に有効です。利尿剤が処方されている場合もあると思いますが、利尿剤を飲むことによる血圧の低下も考えられますので、ふらつきによる転倒には注意をしてください。
- 黄疸はどうなったら悪くなっていると考えられますか?
- 黄疸は皮膚が黄色みかかっていたり、眼球の白目の部分が黄色くなったり、尿が濃い褐色になったりすることが悪化のサインです。以前より急激な悪化が見られる場合は受診をしましょう。
- 肝性脳症の症状はどんなものですか?
- 肝性脳症とは肝機能の低下により血中のアンモニア濃度や一部のアミノ酸濃度が上昇することにより出現する様々な症状のことをいいます。重症度により症状は様々ですが、昼夜リズムの逆転から時間や場所がわからなくなる、異常な行動がみられる、興奮状態や意識の混濁がみられるなどの症状が出現することがあります。少しでもいつもと何か違うかな?と感じたら受診や電話での相談を行ってください。
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