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診療科・部門のご案内

小児科

責任者・診療部長 虫明 聡太郎

診察している特殊(専門)疾患

  • 小児消化器疾患:炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病など)、胃・十二指腸潰瘍(ヘリコバクター・ピロリ菌感染症)、過敏性腸症候群、便秘症・遺糞、慢性下痢症など
  • 小児肝疾患:ウイルス性肝炎、脂肪肝、自己免疫性肝疾患、代謝性肝疾患
  • 栄養・代謝疾患:乳幼児の体重増加不良、肥満、やせ、
  • 内分泌疾患:低身長(成長ホルモン分泌不全、SGA低身長)、甲状腺疾患、思春期早発症、副腎機能不全症 など
  • 心臓・循環器疾患:川崎病後冠動脈疾患、不整脈、先天性心疾患のフォロー
  • アレルギー疾患:食物アレルギー、気管支喘息
  • 腎疾患:ネフローゼ症候群、糸球体腎炎、夜尿・遺尿症

外来診療日一覧

〇…初診・再診とも診療 □…初診のみ診察 △…再診(予約)のみ診察 ― …休診

診療スタッフ

担当医師名 専門分野 専門医資格等
臨床教授、診療部長
虫明 聡太郎
小児栄養・消化器疾患、肝臓・代謝疾患、小児内分泌・思春期、小児病理学 日本専門医機構小児科専門医・指導医、日本小児栄養消化器肝臓学会認定医、死体解剖資格認定適格者(厚生労働省)、小児慢性特定疾病指定医、身体障がい者福祉法指定医(小腸機能障害・肝機能障害)
准教授
近藤 宏樹
小児消化器・肝臓疾患、小児栄養・代謝・内分泌疾患 日本専門医機構小児科専門医・指導医、日本肝臓学会肝臓専門医、日本小児栄養消化器肝臓学会認定医、小児慢性特定疾病指定医、難病指定医
医学部助教
舩戸 契
小児科学一般
医学部助教
香川 明生
小児科学一般 小児科学会専門医
医学部助教
永谷 奈央
小児科学一般 小児科学会専門医
専攻医
上原 あずさ
小児科学一般
非常勤
井上 智弘
小児循環器 日本小児科学会専門医・指導医
非常勤
三宅 俊治
小児循環器 日本小児科学会専門医・指導医、日本小児循環器学会専門医、小児慢性特定病指定医
非常勤
宮崎 紘平
小児腎・泌尿器疾患 日本小児科学会専門医・指導医、日本小児腎臓学会専門医
非常勤
丸谷 怜
小児循環器 日本小児科学会専門医・指導医、日本小児循環器学会専門医
非常勤
伊豆 亜加音
新生児・発達 日本小児科学会専門医・指導医
非常勤
立川 茉梨
小児アレルギー 日本小児科学会専門医、日本アレルギー学会専門医
非常勤
宮原 由起
小児栄養消化器内分泌 日本小児科学会専門医

検査について

  • 消化器・肝臓:
    腹部エコー、消化管内視鏡検査、肝生検(病理検査を含む)
    経口糖吸収試験(呼気水素ガス試験)
  • 内分泌:
    成長ホルモン、性腺系ホルモンなどの各種内分泌分泌負荷試験
  • 心臓:
    ドップラー心エコー(胎児エコー)、負荷心電図、ホルター心電図
  • 神経:
    脳波検査、ODテスト(起立負荷試験)、神経伝達速度検査
  • アレルギー:
    プリックテスト、各種食物負荷試験(外来・入院)

トピック

これからの小児科疾患の傾向について

  • 新型コロナウイルス禍はいろいろな形で子どもたちの日常と学校生活、特に人との接し方の様式が劇的に変わりました。そのため、子どもの心に関わる診療の必要性がますます高まっています。
  • また、世界中で現在のような感染症対策が行われていることは人類にとって非常に特殊な状況です。今、そのような中を過ごしている乳幼児は、これまで人間が身につけてきた自然な免疫力をうまくつけることができずに育っています。
  • 衛生的であることや、感染症にかからないことは生活する上で大切なことですが、現在のような生育環境が長く続くと、今後いろいろな感染症や、免疫・アレルギーに関する病気の現れ方に影響してくるかもしれません。

診療部長から一言

新型コロナウイルス禍の影響で、例年流行する感染症で受診する子どもが減っています。しかし、世界中で現在のような感染症対策が行われていることは非常に特殊な状況です。今、そのような中を過ごしている乳幼児は、これまで人間が自然に身につけてきた免疫(基礎免疫・訓練免役ともいいます)をうまくつけることができずに育っているのだと思います。今後、いろいろな感染症や免疫、アレルギーに関わる病気が、これからの年代の子どもたちに、これまでとは異なる形で現れるのではないかと、私は心配しています。
また、心の問題や、それに伴う身体症状(腹痛や頭痛など)や登校困難などで悩む子どもたちが増えています。その一方で、そのような症状のうらにある器質的な(心の問題ではない)病気を見逃さないことも大切だと思っています。

虫明 聡太郎