責任者・診療科長 下治 正樹
		    最終学歴 2018年 近畿大学大学院 医学研究科 終了(医学博士)
| 2006年 | 近畿大学病院初期研修医 | 
|---|---|
| 2008年 | 静岡県立静岡がんセンター 呼吸器外科レジデント | 
| 2011年 | 静岡県立総合病院 呼吸器外科 | 
| 2014年 | 近畿大学病院 | 
| 2025年 | 近畿大学奈良病院 | 
呼吸器外科は、肺、縦隔、胸壁などの病気に対する手術治療を担当しています。
〇…初診・再診とも診療 □…初診のみ診察 △…再診(予約)のみ診察 ― …休診 
		※緊急の場合は可能な限り対応させて頂く所存ですが、一度電話で相談をお願い申し上げます。 
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 
|---|---|---|---|---|
| 〇 | 手術日 | 〇 | 手術日 | ― | 
| 担当医師名 | 専門分野 | 専門医資格等 | 
|---|---|---|
				 
				講師、診療科長下治 正樹  | 
			呼吸器(肺・縦隔) | 日本外科学会外科専門医、呼吸器外科専門医合同委員会呼吸器外科専門医、日本呼吸器外科学会ロボット支援手術プロクター、日本がん治療認定機構がん治療認定医 | 
				 
				専攻医庄野 允人  | 
			― | ― | 
| 科目 | 内容 | 件数 | 
|---|---|---|
| 手術件数 | 原発性肺がん | 51 | 
| 転移性肺がん | 11 | |
| 縦隔腫瘍 | 8 | |
| 気胸 | 38 | |
| 感染症 良性腫瘍 | 14 | |
| 生検など | 10 | |
| その他 | 10 | 
肺の手術は、従来、2-30cm切開し肋骨を広げて行う必要がありました(開胸術)。
				現在では多くの場合は、創の小さな胸腔鏡(内視鏡)手術で行います。腋の下、肋骨の間に8cmと3cmの穴をあけて、胸腔鏡(カメラ)や鉗子を挿入し、モニター画面を見ながら手術をします。創が小さくできるので患者さんの負担が少なくて済みます。
				しかし手術前の予想よりがんが進行していたり、多量の出血が起きたりした場合は、創のひとつを広げて、手を入れて直接目で見て行う方法に変更します(開胸術)。
				安全性・確実性を保ちながら、同時に患者さんの負担を少なくする(低侵襲)バランスのとれた外科治療を行っています。

肺は、身体のなかで唯一、空気を容れた臓器で、「呼吸」という重要な役割を担っています。また心臓から太い血管が直接出入りしているなど、外科治療には高い専門性が求められる領域です。
				当院は、西和地区では唯一の「呼吸器外科」標榜施設で、肺、縦隔、胸壁などの病気に対する手術治療を担当します。がんから感染症、外傷など多岐にわたる疾患に対して、肺移植以外すべての外科治療に対応しています。
2025年3月まで大阪大学の関連施設でしたが、2025年4月より近畿大学の関連施設となり、今までに比べ人員は少なくなりました。これまで対応してこられたことが、今までより時間がかかりご迷惑をおかけする可能性があります。近畿大学病院と連携し、できる限り対応させていただくよう努力してまいります。近畿大学奈良病院が開設されて以降、これまでの伝統を維持しつつ、新たな取り組みを行っていければと思います。
これからも安心して手術が受けられる病院つくりをめざして努力しています。
下治 正樹