教室紹介

ご挨拶

近畿⼤学医学部脳神経外科学教室を代表し、ご挨拶申し上げます。

近畿⼤学医学部脳神経外科教室は昭和52年、井奥匡彦初代教授により開設され、以後種⼦⽥護第2代教授(平成6年就任)、加藤天美第3代教授(平成19年就任)のもと発展して参りました。令和2年6⽉より、髙橋が第4代として担当させて頂いております。

脳神経外科は、脳・脊髄・末梢神経系を含む神経系全般の疾患を取り扱います。近畿⼤学医学部脳神経外科の特⻑は、脳⾎管障害・脳腫瘍・機能的脳神経外科を3本柱とし、各分野における全国レベルのエキスパートが、患者さん第⼀の理念で真摯に診療に取り組んでいることです。各種の画像誘導⼿術、覚醒下脳⼿術、最新の脳⾎管内治療(カテーテル治療)、ハイブリッド⼿術室での複合治療など⾼度な先進技術を備え、さらに進化させるために⽇夜研究を重ねています。

次世代の医師を育成することも、近畿⼤学医学部脳神経外科の⼤きな使命です。個々⼈の背景や価値観の多様性を認めつつ、医療の本義、すなわち知識・技術・倫理・強固な使命感をもって病める⼈々の未来を変えるという軸が決してぶれない、優れた医療⼈を育てて参ります。

近畿⼤学医学部脳神経外科教室
主任教授 髙橋 淳