耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域は生きる上で必要な五感(聴覚、嗅覚、味覚)を担っています。具体的には「話す、聴く」、「食べる、味わう」、「匂う」、などの機能を取り扱う診療科です。診断、治療には専門的な知識と技能が求められ、医師だけでなく様々なメディカルスタッフ(医師、看護師、薬剤師、栄養士、言語聴覚士、理学療法士など)で構成されるチームで対応する必要があります。
耳鼻咽喉科・頭頸部外科はその高い専門性から、内科・外科の両面を担い、診断から治療まで一貫して対応する稀有な診療科です。入局後は早い段階から外来診療や、手術を担当することが可能です。外科的手技としてはダイナミックな頭頸部癌手術や内視鏡や顕微鏡を用いた耳科手術・鼻副鼻腔手術の微細な手術まで幅広いのが特徴です。手術以外にも難聴・めまい・免疫アレルギー、味覚、嗅覚あるいは頭頸部癌薬物治療の専門家として内科的な分野で活躍する耳鼻咽喉科・頭頸部外科医も多く、働きながら自分の個性や適性に合わせて将来の専門領域を決めることが可能です。
専門医取得後は基礎研究に従事し学位を取得する事も可能ですし、大学病院や一般病院での勤務あるいは地域医療の担い手として貢献したり様々な働き方を選択することが可能です。Work Life Balanceを調整しやすいことも魅力の一つです。男性医師・女性医師を問わず、意欲ある皆さんに多くの活躍の場を提供することができます。ご興味がある方は、ぜひ当教室にご連絡ください。
近畿大学医学部耳鼻咽喉・頭頸部外科学教室
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