研修希望者へ

入局案内

近畿大学医学部 耳鼻咽喉・頭頸部外科学教室では常時入局希望者を募集しております。

当教室では初期研修後の後期研修として広く人材を求めております。出身大学、研修施設、臨床経験年数などの経歴は問いません。耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門医を目指される方は是非一度、医局、病院へ見学にお越し下さい。私たちは患者本位の臨床医の育成、先進的な医療の実践、基礎・臨床研究を行なっています。また、後期研修後の先生方で当教室にご興味がある方も歓迎しておりますのでいつでもご連絡をお待ちしております。

後期研修について

当教室は、それぞれの専攻医の個性に配慮し、希望に応じた研修コースをテーラーメードで作成しています。手術においては気管切開術、リンパ節生検術、扁桃摘出術、鼓膜チュービング、鼻内視鏡治療などは専攻医全員が習得すべきではありますが、甲状腺・耳下腺手術・頸部郭清術・鼓室形成術など熱心に学ぶ人はどこまでも伸びることができます。一方で例えば女性医師には結婚、育児の環境に最大限の配慮を行い、最適の勤務地、勤務環境を提供できるように努力しています。また、専攻医の皆さんの習得状況に応じて研修先を考慮します。技術や知識の習得が十分でない場合には、様々な上級医が丁寧に面倒をみて、専門医取得までの学習を手助けしています。
近畿大学には、近畿大学奈良病院、市立岸和田市民病院、和泉市立総合医療センター、島根大学医学部付属病院、高知大学医学部付属病院の5病院と研修連携を組んでおり、それぞれの特徴を生かした研修を受けることが可能です。4年間の研修期間のうち、1、2年目は近畿大学病院で耳鼻咽喉科・頭頸部外科の基本的知識、診療技術を習得します。3、4年目は地域の中核を担う病院群のいずれかにおいても研修を行います。特に4年目はプログラム連携を行っている島根大学や高知大学で地域医療についての研修を10ヶ月間行う場合があります。希望者は、基幹病院である島根大学での甲状腺を中心とした頭頸部疾患に対する治療、高知大学附属病院での音声・嚥下疾患に対する治療についても研修することが可能ですし、近畿大学病院での研修も可能です。4年間の研修期間中、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科認定学会において学会発表を少なくとも3回以上行います。また、筆頭著者として学術雑誌に1編以上の論文執筆・公表を行います。そのために積極的に科学的根拠となる情報を収集、分析し、日々の診療に活かすよう、日頃から科学的思考、生涯学習の姿勢を身につけることができます。
また、入局後に大学院への入学や博士号取得も随時募集しております。

研修についてのお問い合わせ

近畿大学医学部耳鼻咽喉・頭頸部外科学教室
〒589-8511 大阪府大阪狭山市大野東377-2
TEL (072)366-0221 内線3225
E-mail:jibi-hisho@med.kindai.ac.jp