医療関係者へ

頭頸部腫瘍

涙道腫瘍
るいどうしゅよう

頭頸部周辺希少癌(涙道悪性腫瘍)

涙嚢を中心とする涙道腫瘍では、初期段階では涙嚢炎との鑑別が難しいといわれています。腫瘍性病変の場合、悪性腫瘍であることも多く、鼻・副鼻腔領域に拡がったり、耳下腺や頸部リンパ節に転移を来すことが報告されています。当科ではこの涙道悪性腫瘍に対する治療を行なっています。眼科や形成外科の先生方と連携の上で、手術においても最大限機能温存を優先した治療を実践しています。

治療前
治療後(眼球温存腫瘍摘出、再建術後)
視機能は温存されている。