2024.10.31
10月1日からハワイ大学医学部(John A. Burns School of Medicine)へ伺わせて頂き、早いもので、約1ヶ月が経過しました。シミュレーションセンター(SimTiki)では、医学生に対するシミュレーション教育だけではなく、レジデント、フェロー、看護師など様々な立場の方に対する教育を見学させて頂きました。SimManという高機能のマネキンを使い、急変時の対応、チームワーク医療、教育の仕方など様々な状況に応じた教育を日々行っています。シナリオはかなり練り込まれたものであり、学習者の行動により適時バイタルが変わっていくなど、そのシナリオデザインには日々感嘆しています。シナリオ後にはデブリーフィングがあり、なぜその行動をとったかなど、かなり時間を取って振り返りをします。ただ、私自身英語が苦手なので、最初はネイティブのディスカッションのスピードが早く、ついていけませんでしたが、最近は少し耳が慣れてきた感じもしますが、まだまだです。見学を通して、自分が日本に帰ったら近畿大学のシミュレーションセンターでどのシミュレーション教育を行うかを考えており、自分自身のシナリオを作成しております。そのシナリオをBen教授とJannet准教授に日々ご指導頂いています。
SimMan(高機能マネキン)
Ben教授のデブリーフィング