2024.12.25
10月からハワイ大学医学部(John A. Burns School of Medicine)へ伺わせて頂き、早いもので3ヶ月が経ってしまいました。今週が最後で、日本へ帰国することになりました。来た当時は、異国の地で語学も苦手な私にとって、物価高の影響をまともに受け(全米ではニューヨークを抜いて一番物価の高い州と聞きました)、毎日アパートで自炊をし、翌日の大学へ持っていく弁当を作り、翌日大学で弁当を食べて、極力お金を使わない生活を送ってきました。炊事などの習慣のなかった私にとって生活自体も大変な上、アメリカは銃社会で、凶悪犯のイメージもあって、夜は毎日、怯えながら過ごしていた記憶があります。ただ、徐々に生活には慣れていき、最終的には来たからには大学では勉強を頑張り、それ以外は楽しむべきだという思いに変わっていきました。今では週末にはレンタカーを借りて、美しい景色を見ることもでき、英語も少しは慣れてきた気がします。ハワイでの生活とこちらでの留学記は名残惜しいですが、これで終わりになります。ハワイのことは少し詳しくなった気がしますので、もし旅行や留学などでハワイへ行かれる方には少しでもアドバイスを出来ればと思っています。
ただ、日本でお正月を挟んで1月からは3ヶ月間、今度はメインランドのアイオワ州にあるアイオワ大学で外科教育の勉強に行かせて頂きます。ハワイの温暖な地より一気に氷点下10度以下という極寒地に伺います。1月からはアイオワでの留学記を配信出来ればと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。今までありがとうございました。
最終日に修了証を頂き、ベン教授と教授室での写真
500人以上乗れる世界最大の2階建て旅客機(ANAフライングホヌ)で帰る