研修希望者へ

Johns Hopkins University留学体験記

SEASON 50
エピローグ 帰国

2年間のボルチモア生活に別れを告げ、帰国しました。最後の1週間ほどは、家の片付けと、生活を閉じるための各種手続きでなかなか忙しかったです。とはいえ、来た時のセットアップの苦労と比べるとストレスはありません。大きなトラブルなく、日本人留学生軍団の皆さんに手伝ってもらい、ムービングも無事終え、送別会もしていただきました。空になったアパートメントの部屋を眺めていると、2年間が色濃く思い出され、寂しいものでした。

日本に帰ってくると、どう感じるのかなと思っていたのですが、驚くほどに違和感なく、昨日まで日本で普通に生活していたような感覚です。数日前までアメリカで生活していたとは思えないような、まるでこの2年間が濃い夢だったかのような・・不思議なものですね。7月からは近畿大学産婦人科の一員として勤務を再開します。臨床現場を離れていましたのでご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

2年間JHU留学記にお付き合いくださり、どうもありがとうございました。多くの人から楽しみに読んでいますとお声がけいただき、とても励みになりました。海外留学は大変なことも多いですが、筆舌に尽くし難い程のものが得られます。この留学記が、誰かの留学のきっかけになれば、これ以上嬉しいことはありません。

season50_01.jpg
さらばHopkins。

season50_02.jpg
ピックアップトラックとピザ。これがアメリカ。

season50_03.jpg
コンパクトにまとまりました。4月に医局長が荷物を持って帰ってくださったおかげです。