研修希望者へ

The University of Iowa留学体験記

Episode 13
基礎研究だけが留学じゃない、教育での留学を選んだ者


お久しぶりです。近畿大学医学部産婦人科の小谷です。昨年の9月から12月はハワイ大学で、主に医学教育を勉強しに行きましたが、この1月からはアメリカ本土のアイオワ大学で、主に手術教育を勉強しに来ました。
今回、私を受け入れてくださったアイオワ大学外科教室の星寿和教授は、私が日本外科教育学会のワークショップを受講した際に、講師を勤めて頂いていた先生です。その時、私自身が外科教育という分野を初めて勉強し、非常に感銘を受け、そこで習ったことを日本で私自身も実践してきましたが、是非星先生のもとで、先生が実際に手術室で指導しているところを、直接勉強したいという思いが強くなり、一方的に懇願したところ、私の留学を受けれて頂きました。

日本からいろいろありましたが、長時間かけて無事にアイオワに着きました。冬のアイオワの印象は、毎日最高気温が氷点下で、最低気温は-10℃から-20℃くらいなので、非常に寒いところです(その前に常夏のハワイにいたので、雲泥の差です)。ただ、室内は暖房が効いており、非常に過ごしやすいです。先日もホテルの周りを少し散策しようと、完全防備で外に出ましたが、10分くらいで顔が痛すぎてホテルへ退散しました。
大学では臨床の見学をするので、予防接種や抗体価などの多岐にわたる手続きが必要となります。よって、手術が見学できるのはもう少し先になります。先日はネームプレートを頂き、しかも個室のデスクを頂き、勉強できる環境を提供して頂けたことに非常に感謝しています。また今後3ヶ月間アイオワから発信していきたいと思います。今後もよろしくお願いします。


 ▼アイオワ大学へ初めて訪問した際の写真

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大学病院を背景に

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アイオワ大のネームプレート

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デスクワークをする個室を頂きました

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