医療関係者へ

婦人科悪性腫瘍

子宮体がん

子宮体癌の治療の中心は手術療法です。中~高リスクと考えられる患者さんでは、リンパ節郭清を含んだ手術が必要です。
当科では、積極的に腹腔鏡下もしくはロボット支援下での子宮体癌手術をおこなっています。

腹腔鏡下もしくはロボット支援下子宮体がん根治手術について

術前に子宮体がんⅠA期を想定する方には、腹腔鏡下手術もしくはロボット支援下手術が保険適用されています。当科では、いずれも多数の手術症例数を誇ります。低侵襲手術のメリット・デメリットなど詳しいことは外来医師にお尋ねください。

腹腔鏡下傍大動脈リンパ節郭清術について

子宮体がんの方で、術前に子宮体がんⅠA期を想定する方であっても、悪性度の高い病理組織型の場合には、傍大動脈リンパ節郭清が必要になります。この術式は、開腹手術で行うと、恥骨からみぞおちに至る大きな創部になり、大変負担が大きいです。当科では、この手術を腹腔鏡で行うことができる高度な技術があります。へそや下腹部に5mmから1cm程度の小さな傷が計6個で済無ため、開腹手術と比べはるかに低侵襲です。