お知らせ

2020年10月22日 15:13

後期研修医募集

当科は随時後期研修医も募集しています!以下では当科の後期研修医の視点から見た後期研修の実際をご紹介していきます。

【後期研修医からみた医局の先輩医師】
当医局員のバックグラウンドは実に多彩です。消化器内科出身の先輩医師もいれば呼吸器内科出身の先輩医師もおり実に幅広くかつ深い専門知識を教えてもらえます。もちろん最初から腫瘍内科を専攻している先輩医師もたくさんいます。その中でもそれぞれの先生が専門領域・得意分野を持っておられ、当科で研修すれば必ずロールモデルとなる腫瘍内科医に出逢えることと思います。

【 実際の日常業務は?】
入院患者さんを主治医として5-10人程度担当します。慣れるまではチームの上級医から細やかなサポートを受けることができます。当科では気管支鏡、胸腔鏡、胃瘻造設、CVカテーテル留置、CVポート造設、胸腹水穿刺などの処置を自科で積極的に行っております。手技の機会は豊富にありますので1年目で大体一人でできるようになります。当直はER当直・病棟当直合わせて2-3回/月程度です。当直や平日日中の予約外受診当番を担当することで一般内科として必要な初期対応・病棟call対応なども十分修練することができます。腫瘍内科医として必須なオンコロジックエマージェンシーも経験できます。夜間休日は完全な当番医制です。平日17時以降や休日に主治医にコールが行くことは基本的にはありません。メリハリをつけて仕事ができる環境であると思います。

【緩和ケア病棟での週1回勤務】
当科の後期研修医の外勤は近医緩和ケア病棟勤務を担当することが多いです。当科の患者さんを多くご紹介している病院であり、入院中に診させて頂いた患者さんと最期まで関わることができる喜びは大きいです。緩和ケアの基本的知識も学ぶことができます。

【キャリアパス】
特定のがん種のスペシャリストを目指すのもよし、緩和ケアとのダブルボードを目指すのもよし、研究医を目指すのもよし、腫瘍内科医の可能性は無限大です。前述のように、当科には様々なバックグランウンド・専門領域を持った腫瘍内科医がたくさんいますので、必ず"こうなりたい!"という先輩医師が見つかるはずです。

【JOSLER】
新専門医制度となり、内科専門医を取得する過程においてJOSLERというオンラインの症例登録システムに計160例以上の経験症例を登録することが必須となりました。160例は多領域にまたがることが必要ですが、これは当科の強みを生かせるところです。例えば、<呼吸器>肺癌、薬剤性肺臓炎、気胸、膿胸・・<消化器>食道癌、胃癌、大腸癌、イレウス、胆管炎、薬剤性肝障害・・<神経>脳梗塞、転移性脳腫瘍、脊髄麻痺、辺縁系脳炎・・<内分泌代謝>irAE下垂体機能低下、1型糖尿病・・のように非常に幅広い疾患領域で多彩な症例を経験できます。症例集めでは苦労はしません。内科のトレーニングとしても最高の環境であると自負しています。

当科では定期的にWeb説明会を行っています。説明会用資料(↓)も是非ご覧ください!見学希望、Web説明会参加希望など随時受け付けています。多くのみなさまからのご連絡をお待ちしています。

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