腫瘍内科について

主任教授からの挨拶

近畿大学医学部腫瘍内科のホームページにようこそ。

この度2023年4月1日付で、近畿大学医学部内科学腫瘍内科部門の教授を拝命致しました。近畿大学腫瘍内科は日本で最初の腫瘍内科教室として20年以上の歴史を刻み、わが国の腫瘍内科学の発展を牽引してきました。また、その間に多くの偉大な腫瘍内科医を輩出してきたことは我々の誇りです。この歴史ある教室の主宰を仰せつかり、その大きな責任と使命を深く感じております。

腫瘍内科の理念は「がん患者さんの健康と幸福のために、全力を尽くす」です。
我々は、がん患者さんの健康と幸福を第一に考え、心身の回復を手助けすることに情熱を傾け、最高水準の医療と人間的なケアを提供します。我々の使命は、がん患者さんと共に歩み、信頼と尊厳をもって、その旅を支えることです。絶え間ない努力と深い思いやりをもって、患者さんの一生に寄り添い、明るい未来への道を照らすことをお約束します。

腫瘍内科に関心がある先生方へ、近畿大学腫瘍内科が重視する価値観として多様性があります。臓器横断的に様々な癌種の患者さんを診療することや、免疫チェックポイント阻害薬や分子標的治療薬など様々な種類の薬物治療に携わることはもちろんのこと、その専門性(臨床に力を注ぎたいか、研究(基礎や早期臨床開発を含めた薬剤開発、リアルワールドデータを用いて臨床の疑問を解決するための研究、基礎と臨床の橋渡し研究)を通じて世界にインパクトを与えたい、緩和ケアを通じて在宅医療等の地域医療に関わりたいか)や出産、育児等の医師それぞれの人生も考慮に入れた働き方、そして様々な出身地域、大学等、ありとあらゆるもの(こと)が腫瘍内科にはあります。どうぞ、腫瘍診療に興味を持つ皆様、私たちと共に困難や喜びを分かち合いながら成長していきましょう!

近畿大学医学部腫瘍内科教授
林秀敏

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