2022年04月11日 ver.1.00
研究の対象：
近畿大学病院でがん遺伝子パネル検査（FoundationOne®、FoundationOne®Liquid）の実施の際にデータの2次的利用に同意を頂いた方。
実施機関：
近畿大学医学部内科学腫瘍内科部門
研究の目的と背景：
がん遺伝子パネル検査は保険診療として実施されています。これまでに近畿大学病院で施行されたがん遺伝子パネル検査（FoundationOne®、FoundationOne®Liquid）によって得られたがん細胞の遺伝子情報（変異の種類とその頻度）及びその結果に基づき推奨された治療（薬物治療、遺伝カウンセリング）を後方視的に明らかにし、今後の同検査の有用性を高めることが目的となります。
方法：
遺伝子変異情報と患者様の臨床的な背景、腫瘍因子、治療歴、遺伝カウンセリングとの関係性を調べます。
情報の内容と取り扱いについて：
過去にがん遺伝子パネル検査で得られた癌細胞の遺伝子変異情報、癌の種類や喫煙歴の有無などの患者様の臨床的な情報、治療薬（効果や副作用など）やカウンセリングの内容等の情報を扱わせて頂きます。他の機関へはこれらの情報は提供されません。近畿大学医学部においてのみ取り扱われます。
対象患者様に対して独自のIDをつけ、個人情報は全て匿名化されますので、いかなる個人情報も院外に出ることはありません。
この掲示をご覧いただき、「ご自身のがん診療に関するデータの利用を希望しない」とのお申し出がない場合には、ご同意いただいたものとして、使用させていただきたいと存じます。もし、データの利用をご希望されない場合には、下記お問い合わせ先までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
ご質問や研究に対する拒否の自由：
その他本研究に関してお聞きになりたいことがありましたら、ご遠慮なく下記のお問い合わせ先までご連絡ください。患者様からのご希望があれば、その方の臨床データは研究に利用しないようにいたします。そのご要望をいただいたとしても、不利益となることはございません。
研究責任者及びお問い合わせ先:
米阪 仁雄 近畿大学医学部内科学腫瘍内科部門
〒589-8511 大阪府大阪狭山市大野東377-2
TEL：072-366-0221（Ex.3542） / FAX：072-360-5000