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診療科・部門のご案内

内分泌・代謝・糖尿病内科(要紹介状・完全予約制)

責任者・診療部長 森 克仁

診察している特殊(専門)疾患

  • 糖尿病
  • 甲状腺・副腎等の内分泌疾患
  • 脂質異常症等の代謝性疾患

外来診療日一覧(要紹介状・完全予約制)

〇…初診・再診とも診療 □…初診のみ診察 △…再診(予約)のみ診察 ― …休診 

診療スタッフ

担当医師名 専門分野 専門医資格等
臨床教授・診療部長
森 克仁
代謝・内分泌・糖尿病、腎臓等 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医、日本糖尿病学会専門医・指導医、日本腎臓学会専門医・指導医、内分泌代謝・糖尿病内科領域専門研修指導医
専攻医
三木 宏記
糖尿病、内分泌疾患

手術・症例件数実績(2021年1月~12月)

科目 内容 件数
内分泌・代謝・糖尿病 初診・再診 外来 9,655

検査機器について

フリースタイル リブレ・ リブレプロ

従来、自己血糖測定は採血針で手指の先を突いて血液を少量出して機械に装着した試験紙に吸わせて測定しています。
しかし、このフリースタイルリブレは間質液中の糖濃度ではありますが、指先を針で突かなくてもセンサーに機械をかざすだけで血糖値が測定できます。この機械を使うことで1日何百回でも測定可能、また自動的に血糖を測定して左のようなグラフまで描けます。これは、インスリンを1日2回以上打たれている患者さまに保険適用です。またリブレプロはリアルタイムでは血糖がわかりませんが、2週間センサーをつけっぱなしでセンサーを回収してこちらの外来で血糖の日内グラフを読み取ることができます。

診療部長から一言

糖尿病は生活習慣病の代表的な疾患であり、初期には自覚症状が乏しいため、気づかないうちに進行し、腎臓病による透析導入や失明の原因となることがあります。また、心筋梗塞、脳梗塞、下肢切断など、重大な合併症のリスクを高める疾患でもあります。しかしながら、血糖値を良好に保つことで、これらの合併症は予防可能です。近年は、臓器保護作用を有する新しい治療薬が次々と登場しており、より効果的かつ安全な治療が実現可能となりました。特に高齢化が進む現代においては、低血糖のリスクを抑えつつ、適切な血糖コントロールを目指すことが重要です。当科では、患者さん一人ひとりの生活背景や基礎疾患に応じた個別化医療を重視し、丁寧な診療を心がけております。さらに、糖尿病に加えて、脂質異常症や高尿酸血症などの代謝疾患、ならびに甲状腺・副腎・下垂体をはじめとする内分泌疾患の診療にも幅広く対応しています。