褥瘡発生の危険性がある患者さまへの予防、褥瘡がある患者さまへの治癒促進、重症化予防を図ることを目的に活動する多職種チームです。チームメンバーは、医師、看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、薬剤師、事務職員で構成されています。
褥瘡対策チームでは、(1)褥瘡対策に関する危険因子の評価、(2)必要がある患者さまへのケア計画と実施、(3)体圧分散用具の適切な使用と整備、(4)褥瘡回診・褥瘡ハイリスクラウンド・褥瘡カンファレンス、(5)スタッフ教育、(6)マニュアルの作成(7)患者さまとその家族への褥瘡対策についての説明、助言、相談会の実施などの活動を行っています。
褥瘡回診では、褥瘡対策チームのメンバーと病棟看護師がともに患者さまのベッドサイドでケアを行い、処置や褥瘡の評価、体圧分散マットレスやポジショニングの指導、栄養指導などを行っています。令和5年度の褥瘡発生率は0.50%(2月28日時点)でした。
令和5年度は、院内全職員及び看護師、研修医に向けて計6回研修会を開催しました。