文字サイズ
T
T
ページの先頭です。
メニュー

診療科・部門のご案内

眼科

責任者・診療部長 杉岡 孝二

診察している特殊(専門)疾患

代表疾患

  • 網膜剥離
  • 糖尿病網膜症
  • その他の増殖性細胞疾患
  • 角膜混濁
  • 水痘性角膜症
  • 斜視

など

代表的な手術

  • 硝子体手術
  • 白内障手術
  • 角膜移植
  • 斜視手術

外来診療日一覧

〇…初診・再診とも診療 □…初診のみ診察 △…再診(予約)のみ診察 ― …休診 

診療スタッフ

担当医師名 専門分野 専門医資格等
臨床教授、診療部長
杉岡 孝ニ
網膜硝子体 日本眼科学会眼科専門医
医学部講師
髙橋 彩
前眼部疾患、CL 日本眼科学会眼科専門医
医学部助教
萱澤 真梨子
小児眼科 日本眼科学会眼科専門医
医学部助教
中嶌 彩夏
眼科一般
専攻医
田村 佳菜子
眼科一般
専攻医
柚木 麻衣
眼科一般
専攻医
咲尾 眞似
眼科一般

手術・症例件数実績(2023年4月~2024年3月)

科目 内容 件数
手術 白内障 616
網膜・硝子体 120
翼状片 11
角膜移植 13
斜視 10
その他 10
総計 780

検査機器について

白内障手術装置「センチュリオン・ビジョン・システム」

白内障手術中に灌流圧を自動的にモニタリングして一定圧を保つシステムを搭載した最新型の手術装置。手術時の安全性、効率性が向上

硝子体手術装置「コンステレーション・ビジョンシステム」

硝子体、白内障手術を同時に行う事ができる最新の手術装置。
眼内レーザー、ガス注入、シリコンオイル注入などあらゆる機能が搭載されている。

眼科手術用顕微鏡「ルメラ 700」

眼科手術に必要な徹照、立体視、解像度、視界に優れた最新の手術用顕微鏡。硝子体手術用のリサイト700広角眼底観察システムも搭載されている。

眼科用レーザー機器「マルチカラー・スキャン・レーザー光凝固装置」

糖尿病網膜症、網膜裂孔等に対する網膜レーザー光凝固装置。波長選択、高出力、ショートパルス凝固、多数スポットが選択できる最新型。

眼科用レーザー機器「スーパーQ・オフサルミックヤグレーザー装置」

白内障術後の後発白内障に対するヤグレーザー後嚢切開術を行う装置。手術を行わず短時間で視力回復が得られる。

光干渉断層計(OCT)「RS-3000 Advance」

OCTは眼底に弱い赤外線をあて反射して戻ってきた波を解析して立体的に網膜の断面を描出する装置です。加齢黄斑変性症、黄斑前膜、糖尿病黄斑症、緑内障などが精密に診断できる。さらに最新のOCT angiographyも搭載されている。

共焦点走査型レーザー顕微鏡 「HRTハイデルベルグ網膜血管造影検査機器」

共焦点走査型レーザーを使用することにより網膜血管を造影するフルオレセイン造影(FA)と脈絡膜血管を造影するインドシアニングリーン造影(ICG)を同時に記録することができる。これにより糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症の診断が格段に進歩した。

前眼部形状解析装置 「TMS 4」

角膜にリングを投影しコンピューターで解析することにより角膜形状を精密に測定する。円錐角膜をはじめとする角膜の不正乱視の検出に有用。

前眼部形状解析装置 「ペンタカム」

角膜にスリット光を照射しコンピューターで解析することにより角膜形状を精密に測定する。円錐角膜をはじめとする角膜の不正乱視の検出に有用。

広角眼底カメラ 「Optos」

凹状の三次元形状を備えた楕円鏡と網膜をスキャンするレーザーを備えた独自の光学系で網膜の80%を無散瞳下で撮影することができる。中心部のみならず周辺部の網膜病変に描出に力を発揮する。

自動静的視野計 「オクトパス300」

網膜中心部の感度を大きさと明るさの違うスポット状の光で精査する検査機器。緑内障、網膜疾患、脳梗塞等の診断に有用。緑内障の進行の判定のためには定期的な検査が必要。

動的視野計 「ゴールドマン視野計」

大きさと明るさの違うスポット状の光を周辺部から動かし自覚的に判別するポイントをプロットすることにより得られる周辺部、中心部の視野検査法。緑内障、網膜疾患、脳梗塞等の診断に必須で半盲や中心暗点の検出には極めて有効。

ERG(網膜電図) 「LE4000」

網膜に強い光を当ててその電位変化を記録し、その波形から網膜の働きが正常かどうかを判定する。網膜色素変性症等の診断に有用。

超音波画像診断装置 「UD-8000AB」

超音波を用いて眼の中の様子を調べる。網膜剥離などの網膜疾患、硝子体出血、眼底が透見できない時の眼内の精査をする(Bモード)。 眼軸長を測定する(Aモード)。

シノプトフォア(大型弱視鏡)

左右の眼で見た像を脳の中で1つに重ねて見ることで得られる立体感覚(両眼視機能)などを検査する。 斜視、弱視には必須の検査。

IOLマスター

白内障手術時に使用する眼内レンズ(IOL)の度数を決めるために角膜屈折率と眼軸長を測定する装置。

診療部長から一言

当科では網膜硝子体疾患と角膜疾患の診断と外科的治療を中心に取り組んでいます。
眼は一生使う大切なものです。「最良の医療を近大奈良病院眼科で」をモットーに、さまざまな疾患に対して外科的治療を駆使して治療に取り組み視機能を全力で守ります。
網膜剥離や眼外傷など緊急性の高い疾患も広く受け入れております。可能な限り当日に手術を行いますが、どうしても当日が無理な場合はできる限り早期に手術対応させていただきます。
特に専門としている疾患は網膜剥離、糖尿病網膜症、その他の増殖性網膜疾患、角膜混濁、水疱性角膜症、斜視などです。
組織発展の原動力は人であることを肝に銘じ、一人ひとりが120%以上の力を発揮できるような環境づくりを行い、地域の患者様のみならず、地域の多くの先生方から信頼される医療の提供に努めてまいりますので、今後とも何卒ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

杉岡 孝ニ