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診療科・部門のご案内

眼科

責任者・診療部長 福田 昌彦

診察している特殊(専門)疾患

代表疾患

  • 白内障
  • 緑内障
  • 角膜潰瘍
  • 結膜炎
  • 網膜剥離
  • 糖尿病網膜症
  • 屈折異常(近視、遠視、乱視)
  • 視神経炎
  • 斜視、弱視

代表的な手術

  • 白内障手術
  • 緑内障手術
  • 角膜移植
  • 硝子体手術
  • 斜視手術

外来診療日一覧

○…初診・再診とも診療 □…初診のみ診察 △…再診(予約)のみ診察 ― …休診 

診療スタッフ

担当医師名 専門分野 専門医資格等
臨床教授、診療部長
福田 昌彦
前眼部疾患 日本眼科学会専門医
准教授
杉岡 孝ニ
網膜硝子体 日本眼科学会専門医
医学部講師
高橋 彩
前眼部疾患、CL 日本眼科学会専門医
医学部助教
萱澤 真梨子
小児眼科 日本眼科学会専門医
専攻医
柚木 麻衣
眼科一般
専攻医
近藤 千桜里
眼科一般

手術・症例件数実績(2021年1月~12月)

科目 内容 件数
手術 白内障 788
PPVトリプル 61
PPV単独 30
IOL縫着 15
翼状片 6
角膜移植 8
斜視 11
その他 22
総計 941

検査機器について

白内障手術装置「センチュリオン・ビジョン・システム」

白内障手術中に灌流圧を自動的にモニタリングして一定圧を保つシステムを搭載した最新型の手術装置。手術時の安全性、効率性が向上

硝子体手術装置「コンステレーション・ビジョンシステム」

硝子体、白内障手術を同時に行う事ができる最新の手術装置。
眼内レーザー、ガス注入、シリコンオイル注入などあらゆる機能が搭載されている。

眼科手術用顕微鏡「ルメラ 700」

眼科手術に必要な徹照、立体視、解像度、視界に優れた最新の手術用顕微鏡。硝子体手術用のリサイト700広角眼底観察システムも搭載されている。

眼科用レーザー機器「マルチカラー・スキャン・レーザー光凝固装置」

糖尿病網膜症、網膜裂孔等に対する網膜レーザー光凝固装置。波長選択、高出力、ショートパルス凝固、多数スポットが選択できる最新型。

眼科用レーザー機器「スーパーQ・オフサルミックヤグレーザー装置」

白内障術後の後発白内障に対するヤグレーザー後嚢切開術を行う装置。手術を行わず短時間で視力回復が得られる。

光干渉断層計(OCT) 「RS-3000 Advance」

OCTは眼底に弱い赤外線をあて反射して戻ってきた波を解析して立体的に網膜の断面を描出する装置です。加齢黄斑変性症、黄斑前膜、糖尿病黄斑症、緑内障などが精密に診断できる。さらに最新のOCT angiographyも搭載されている。

共焦点走査型レーザー顕微鏡 「HRTハイデルベルグ網膜血管造影検査機器」

共焦点走査型レーザーを使用することにより網膜血管を造影するフルオレセイン造影(FA)と脈絡膜血管を造影するインドシアニングリーン造影(ICG)を同時に記録することができる。これにより糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症の診断が格段に進歩した。

前眼部形状解析装置 「TMS 4」

角膜にリングを投影しコンピューターで解析することにより角膜形状を精密に測定する。円錐角膜をはじめとする角膜の不正乱視の検出に有用。

前眼部形状解析装置 「ペンタカム」

角膜にスリット光を照射しコンピューターで解析することにより角膜形状を精密に測定する。円錐角膜をはじめとする角膜の不正乱視の検出に有用。

広角眼底カメラ 「Optos」

凹状の三次元形状を備えた楕円鏡と網膜をスキャンするレーザーを備えた独自の光学系で網膜の80%を無散瞳下で撮影することができる。中心部のみならず周辺部の網膜病変に描出に力を発揮する。

自動静的視野計 「オクトパス300」

網膜中心部の感度を大きさと明るさの違うスポット状の光で精査する検査機器。緑内障、網膜疾患、脳梗塞等の診断に有用。緑内障の進行の判定のためには定期的な検査が必要。

動的視野計 「ゴールドマン視野計」

大きさと明るさの違うスポット状の光を周辺部から動かし自覚的に判別するポイントをプロットすることにより得られる周辺部、中心部の視野検査法。緑内障、網膜疾患、脳梗塞等の診断に必須で半盲や中心暗点の検出には極めて有効。

ERG(網膜電図) 「LE4000」

網膜に強い光を当ててその電位変化を記録し、その波形から網膜の働きが正常かどうかを判定する。網膜色素変性症等の診断に有用。

超音波画像診断装置 「UD-8000AB」

超音波を用いて眼の中の様子を調べる。網膜剥離などの網膜疾患、硝子体出血、眼底が透見できない時の眼内の精査をする(Bモード)。 眼軸長を測定する(Aモード)。

シノプトフォア(大型弱視鏡)

左右の眼で見た像を脳の中で1つに重ねて見ることで得られる立体感覚(両眼視機能)などを検査する。 斜視、弱視には必須の検査。

IOLマスター

白内障手術時に使用する眼内レンズ(IOL)の度数を決めるために角膜屈折率と眼軸長を測定する装置。

診療部長から一言

眼科ではスタッフ5人体制で最新の医療を提供できるように日々努力しています。手術は月曜午後、火曜午後、水曜、金曜に行っております。全身麻酔、緊急手術にも対応できますので連絡いただければと思います。白内障は概ね1.5ヶ月以内に手術できます。入院は原則1泊2日で両眼同時手術も行っています。角膜移植は小生が担当しています。輸入角膜を使用し予定手術で全層角膜移植、DSAEKを行います。翼状片、結膜弛緩症の手術も行います。網膜硝子体手術は杉岡孝二医師が担当しています。眼内炎、網膜剥離等の緊急手術も問題なく行えます。また、AMD、RVO、DMRに対する抗VEGF抗体治療も積極的に行っています。コンタクトレンズ外来は高橋彩医師が担当しています。円錐角膜に対する特殊コンタクトレンズにも対応します。斜視、弱視は萱澤真梨子医師が担当します。小児の全身麻酔下の斜視手術も行っています。また経験豊富な4名の視能訓練士による斜視訓練、弱視訓練も行っています。
今後も先生方から信頼いただけるような質の高い医療の提供に努めてまいりますので今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願いいたします。

福田 昌彦