責任者・診療部長 若狹 朋子
病理診断科では、生検(生検・手術材料の組織診断、手術中の迅速診断)、細胞診、剖検(病理解剖)を担当しています。
専門医・専門技師 | 人数 |
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専任病理医 | 1名 |
非常勤病理医 | 1名 |
臨床/衛生検査技師 | 5名 |
うち認定病理検査技師 | 1名 |
うち認定骨髄検査技師 | 1名 |
うち認定血液検査技師 | 1名 |
うち細胞検査士 | 4名 |
担当医師名 | 専門分野 | 専門医資格等 |
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臨床教授、診療部長 若狹 朋子 |
外科病理一般 | 日本専門医機構病理専門医・産婦人科専門医・臨床検査専門医、死体解剖資格認定適格者(厚生労働省)、病理専門医研修指導医、母体保護法指定医、日本臨床細胞学会教育研修指導医・細胞診専門医、日本臨床検査医学会臨床検査管理医、国際細胞学会専門医 |
科目 | 件数 |
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総剖件数 | 9件 |
組織診件数 | 5,807件 |
うち迅速診断 (組織診件数における) |
330件 |
細胞診件数 | 3,961件 |
子宮、尿、喀痰、胸水、腹水、臓器穿刺材料等について、パパニコロウ染色、ギムザ染色を行い異型細胞の有無およびその異型度について細胞学的診断を行います。
診断業務に加え、生検・細胞診・剖検を通じて種々の疾患の病因病態の解明に関する人体病理学的研究を行っています。日本病理学会を始めとした様々な疾患データベースに参加しています。臨床各科との連絡を密にし、臨床研修医の教育など診療のレベル向上をサポートしています。
患者さまに最も効果的な治療を提供するために、臨床医が依頼する病理診断を迅速、かつ正確に返す事を第一目標として業務を遂行しています。病理医は、患者さまに直接触れて病気の診断を下すことはありませんが、手術・生検材料を対象に、個々の病気の病理学的診断確定、治療方針の決定、治療効果の評価などを通じて医療の重要な部分に参画しています。また、病理解剖を遂行して、症例解析の教育・研究を行うと共に、医療の検証に重要な医学的判断を与えています。
若狹 朋子