部署横断的に、各病棟で生じた排尿自立障害に対して、下部尿路機能改善回復のための「包括的排尿ケア」を行っていく、多職種チームです。チームメンバーは、泌尿器科医師、専任看護師(研修を終了した泌尿器科外来看護師)、皮膚・排泄ケア認定看護師、理学療法士、作業療法士、薬剤師で構成されています。
対象は、尿道カテーテル抜去後に尿閉や尿失禁がある方、手術後の排尿障害がある方などの下部尿路機能障害の症状を有する、あるいは見込まれる患者さまです。主治医や病棟看護師と連携し、ケアの必要な患者さまを抽出、排尿日誌の記録や残尿測定の結果をもとに、毎週火曜日のチームカンファレンスで包括的治療計画(薬物療法、理学療法、導尿指導や失禁ケア用品)を立案し、実施、評価しています。個々の患者さまに適した排尿自立を支援し、早期退院を目指すとともに、退院後も外来で継続的なフォローアップを行い、在宅生活の安定につなげています。
令和7年度は、院内看護師に対し排泄ケア研修会を開催しました。研修では、排尿日誌の読み方など、実践に即した内容を取り上げ、ケアの質向上に取り組んでいます。