中央放射線部では一般X線撮影、CT撮影、MRI撮影、血管造影検査、核医学検査、放射線治療などを担当し、各科への画像診断支援および治療を行っています。
中央放射線部には2026年4月時点で総勢54名の技師が所属しています。
診断部門では、一般X線(レントゲン)やCT、MRI検査をはじめ、X線透視装置を使った頭部・心臓・腹部の血管造影検査やカテーテル治療など、幅広い画像検査・治療を行っています。
手術室には、最新の血管撮影装置を備えた「ハイブリッド手術室」を2室完備。(写真1,2)ステントグラフト内挿術や、経カテーテル的大動脈弁植込み術(TAVI)といった、患者さんの体への負担が少ない(低侵襲な)カテーテル治療を行っています。
さらに、手術中に血管撮影装置で取得した3D画像を活用することで、まるで自動車のカーナビのように、患者さんの体内構造や手術器具の位置を立体的に把握。医師の手術を的確にナビゲートし、より安全で精度の高い手術をサポートしています。
写真1
写真2アイソトープ部門では、SPECT/CT装置とSPECT装置を疾患や検査目的に応じて使い分け、正確な診断に必要な画像や機能情報を提供しています。多種多様な検査にも対応しており、神経内分泌腫瘍や脳脊髄腔減少症のような稀な疾患も診断可能となっています。代表的な検査としては、認知症や脳血管疾患の診断のための脳血流検査や、虚血性心疾患や神経疾患のための心筋検査などが挙げられ、月曜から金曜まで毎日実施しております。RI内用療法と呼ばれる放射性薬剤を使用した治療も使用可能な環境が整備されており、2016年7月からは去勢抵抗性骨転移に対する塩化ラジウム内用療法を開始し、国内有数の症例数となっています。
2026年よりSIEMENS社製PET/CT装置を導入し、より鮮明で定量性の高いPETデータを提供しており(写真2)、世界的にも数少ない呼吸同期収集を用いた放射線治療計画を実施している施設でもあります。FDGを用いた腫瘍PET検査のほかにも、様々な薬剤を用いた各種PET検査を、核医学専門技師、PET核医学専門医といった専門知識の豊富なスタッフの相互協力のもと運営しています。
写真2
放射線治療部門では最新の治療支援「HyperSight」を搭載したリニアック装置『TrueBeam』(写真1)および『Halcyon』(写真2)の2台、小線源治療装置『BRAVOS』(写真3)の1台を導入し、高精度な放射線治療を提供しています。私たちは、患者様一人ひとりの状態に応じた最適な治療計画を作成し、最先端技術を酷使した「個別化治療」の実践に努めています。また、医師、診療放射線技師、医学物理士、看護師などによる多職種カンファレンスを積極的に行い、緊密な連携のもとで安全な治療体制を確立し、すべての患者様に安心して質の高い医療を受けていただけるよう、スタッフ一同、日々の診療に取り組んでおります。
写真1 TureBeam 装置
写真2 Halcyon 装置
写真3 BRAVOS 装置
|
6台 |
|
4台 |
|
4台 |
|
5台 |
|
1台 |
|
3台 |
|
1台 |
|
1台 |
|
1台 |
|
1台 |
|
2台 |
|
1台 |
|
1台 |
|
6台 |
|
10名 |
|
23名 |
|
5名 |
|
7名 |
|
8名 |
|
2名 |
|
10名 |
|
5名 |
|
6名 |
|
4名 |
|
1名 |
|
1名 |
|
1名 |
|
1名 |
|
1名 |
|
1名 |
|
1名 |
|
1名 |
TEL (072)288-7222(代表)、中放管理室:内線2377
中央放射線部では近畿大学医学部倫理委員会の承認を得て下記の臨床研究を行っております。