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病院のご案内

病院指標

■令和2年度 近畿大学病院 病院指標公表はこちらからご覧ください。

■令和元年度 近畿大学病院 病院指標公表はこちらからご覧ください。

■平成30年度 近畿大学病院 病院指標公表はこちらからご覧ください。

■平成29年度 近畿大学医学部附属病院 病院指標公表はこちらからご覧ください。

■平成28年度 近畿大学医学部附属病院 病院指標公表はこちらからご覧ください。

令和3年度 近畿大学 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1013 543 510 712 1484 2301 3446 7234 3815 437
○全体定義
・入院後24時間以内の死亡、生後1週間以内に死亡した新生児、臓器移植、治験、労災、自賠責、先進医療の患者さんは集計対象外です。
・集計期間内の症例数が10未満の場合は、個人特定防止のため「-」で表すこととされています。

○年齢階級別退院患者数の定義
・退院患者さんの人数を10歳刻みの年齢階級別に集計しています。年齢は、入院時の満年齢です。

○解説
・当院は南大阪で唯一の大学病院です。
・地域における基幹病院及び特定機能病院として、幅広い年齢層の患者さんに、質の高い治療を提供しています。
・地域がん診療連携拠点病院(高度型)として、高齢化社会における地域のがんの診断・治療に注力しており、60歳以上の割合は、全体の約70%となっています。年代別では70歳代の患者さんが最も多く、全体の3割以上を占めています。
・また、地域周産期母子医療センターを有し小児医療を提供しており、0~9歳の患者さんが約5%となっています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈/経皮的カテーテル心筋焼灼術 361 4.58 4.79 0.60% 66.79
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患/経皮的冠動脈ステント留置術・経皮的冠動脈形成術等 267 4.32 4.36 1.12% 72.00
050080xx9700xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。)/経カテーテル大動脈弁置換術等 124 13.19 14.69 6.45% 83.68
050130xx9900xx 心不全 122 15.80 17.35 20.49% 79.92
050050xx9910xx 狭心症、慢性虚血性心疾患/心臓カテーテル法による諸検査 89 3.69 3.06 0.00% 70.08
○解説
・当科では薬物による治療を基本として、その上でカテーテル治療を積極的に行っています。カテーテル治療はカラダへの負担が少なく、入院期間をできるだけ短くすることが可能で、コロナ禍においても安心して治療を受けることができます。
・現在、冠動脈狭窄に対するカテーテル治療に加え様々なカテーテル治療が導入され、心臓弁膜症や心房中隔欠損症などの構造的心疾患に対する国内で行われるすべてのカテーテル治療が可能となりました。
・心臓外科医、麻酔科医、コメディカルスタッフとともにハートチームとしてより安全な治療体制を構築しています。また、不整脈に対するアブレーション、抗凝固薬で出血リスクがある患者さんに対する左心耳閉鎖術も適応が徐々に広がってきており、多くの患者さんを治療しております。
・夜間緊急に対応するハートコールはコロナ禍でも継続しており、全応需をモットーとしていますので、お困りの際にはご連絡をください。
内分泌・代謝・糖尿病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)/インスリン製剤 237 15.05 14.41 2.11% 66.13
100320xxxxxxxx 内分泌性高血圧症(その他) 35 7.57 11.99 2.86% 64.23
100202xxxxxxxx その他の副腎皮質機能低下症 33 9.06 10.38 6.06% 57.12
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 32 12.09 11.15 3.13% 64.69
10008xxxxxx1xx その他の糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)/インスリン製剤 29 16.93 18.82 6.90% 69.97
○解説
・最も症例数の多い「2型糖尿病」には、安全に手術を受ける準備のために血糖値を安定させる目的の入院も多く含まれています。手術前後はそれまで内服薬で治療されていた方も一時的にインスリン治療に切り替える必要があります。また高血糖で入院された方は、早い段階で一旦インスリン治療で体を休ませることで、血糖値を下げる力を長持ちさせることができます。
・私たちは、膵臓からインスリンが分泌されなくなる「1型糖尿病」の診療にも力を入れ、持続血糖モニタリングやインスリンポンプといった先進デバイスを積極的に導入しています。1型糖尿病の新規発症時や、体調を崩したとき(シックデイ)は、著しい高血糖となります。このような場合は昼夜を問わず緊急入院による集中管理が必要となりますが、年間を通じて多くの症例を受け入れ、救命しています。
・ひと口に糖尿病といっても、膵臓の手術の結果として糖尿病になる方や、他の疾患で使用する薬剤によって糖尿病になる方(「その他の糖尿病」)など様々です。私たちは個々の病態・合併症・併存疾患・社会環境に応じたテーラーメイド医療をおこない、長い人生を見据えた健康長寿につながるケアをおこないます。
・近年は、ホルモン過剰が原因で生じる「内分泌性高血圧症」や、ホルモン低下による「副腎皮質機能低下症」などで近隣の医療施設から紹介される機会が増えています。短期入院で集中的に検査をおこなった上で治療方針を患者さんとともに決定し、ご紹介いただいた施設にも御報告します。
・上記の他に高度な専門治療が必要となる甲状腺・下垂体などホルモンを産生する臓器が関わる疾患の治療において全国トップレベルの診療をおこなっています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)/内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 743 2.12 2.65 0.13% 69.36
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎/内視鏡的胆道ステント留置術・内視鏡的乳頭切開術等 275 8.97 9.21 2.55% 75.42
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。)/血管塞栓術等 119 11.14 10.48 2.52% 73.66
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍/内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 117 6.77 7.96 0.85% 74.60
06007xxx9900xx 膵臓、脾臓の腫瘍 115 5.19 10.88 6.96% 70.13
○解説
・ポリープ切除を経験した方の約30%以上で再発すると言われています。当院では1泊2日入院もしくは日帰りで内視鏡的ポリープ切除を行っており、安全性・確実性に配慮しています。また、当院ではポリープの拾い上げや診断に人工知能(AI)を活用しています。
・胆管結石は生活スタイルの変化から増加傾向であり、発生には潜在する細菌が関与することから再発も多いです。そして、胆管結石に胆管炎が合併すると致死的な経過を辿ることもあります。当院では積極的な胆道ステント留置により胆管炎の軽減を図り、内視鏡的乳頭切開術によって胆管結石の除去に努めています。また、難治性結石には細径胆道鏡を用いた電気水圧衝撃波胆管結石破砕治療(EHL)を行っています。
・肝動脈化学塞栓術は多発肝癌への標準的治療です。近年では免疫チェックポイント阻害薬の発展が目覚ましく、当院では新しい治療として肝動脈化学塞栓術と免疫チェックポイント阻害薬および分子標的治療薬の組み合わせにより治療成績の向上を目指しています。
・内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は早期胃癌に対する低侵襲治療です。当院では術前に実施する超音波内視鏡(EUS)から早期胃癌の深達度診断を精緻に行ったうえで、安全に配慮しながらESDを施行しています。
・膵のう胞性病変には膵癌を合併するリスクが高いことが知られており、当院では膵癌を早期発見するために超音波内視鏡検査(EUS)を積極的に実施しています。当院の特色として、造影EUS、新規血流イメージング、EUS下生検および遺伝子解析などの最先端の医療ならびに臨床研究を行っています。
血液・膠原病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 50 16.60 14.75 6.00% 62.44
130030xx97x50x 非ホジキンリンパ腫/抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置・保存血輸血等+リツキシマブ+(フィルグラスチム・レノグラスチム) 41 39.44 31.17 4.88% 72.41
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫/リツキシマブ 36 11.28 10.66 2.78% 67.42
130030xx99x5xx 非ホジキンリンパ腫/リツキシマブ+(フィルグラスチム・レノグラスチム) 35 17.11 19.92 0.00% 65.77
130010xx97x2xx 急性白血病/保存血液輸血等+化学療法 27 37.33 37.46 3.70% 63.44
○解説
【血液内科部門】
血液がんの領域では、腫瘍特異的で副作用の少ない分子標的治療薬が数多く開発され、臨床応用されています。当院では、特に白血病や悪性リンパ腫に対して新たに開発された分子標的薬や治療用細胞製剤などによる最新の診療を行っています。また、日本骨髄バンク、日本臍帯血バンクの認定施設であり、造血幹細胞移植も積極的に行っています。

【膠原病内科部門】
膠原病内科で扱う疾患は、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、多発性筋炎・皮膚筋炎、強皮症、血管炎、シェーグレン症候群など原因不明の難病です。現在でも根治的な治療法はありませんが、科学的エビデンスに基づいて、個々の患者さんの症状、合併症、社会的背景に応じて治療方針をたて、生物学的製剤など新たに開発された免疫抑制薬を用いて最善の診療を行っています。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 81 8.74 10.39 0.00% 53.43
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 43 17.44 20.43 0.00% 61.28
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全/人工腎臓 32 12.16 13.74 3.13% 70.19
110260xx99x3xx ネフローゼ症候群/リツキシマブ 24 3.71 4.99 0.00% 35.67
110280xx02x1xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全/末梢動静脈瘻造設術等+人工腎臓 24 43.42 34.08 16.67% 65.88
○解説
・慢性腎臓病(CKD)は新たな国民病と捉えられるようになるとともに、腎臓病は腎臓以外の全身臓器の異常とも関連していることがわかってきています。当科ではCKDの早期発見・早期治療を行うとともに、循環器内科、内分泌・代謝・糖尿病内科、泌尿器科、小児科、放射線科等の各診療科と密接に連携を取りながら、合併症を含めた総合的な診療に取り組んでいます。
・年間100症例の腎生検(腎臓の組織の一部を採取し、顕微鏡で観察する検査)を行い、組織学的な病態解析および治療を行っています。
・ネフローゼ症候群を含めた糸球体腎炎、また脳心血管リスクを考慮した慢性腎不全患者さん(透析患者さんを含む)の治療や腎代替療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)の導入を行っています。
・糖尿病、脳心血管疾患、膠原病、癌疾患など、基礎疾患あるいはその治療に合併した腎障害に関する診療も行っています。
・南大阪の基幹病院としてあらゆる腎臓病の治療を網羅するとともに、関連病院と連携を取りながら地域医療へのお手伝いをしています。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010080xx99x0x1 脳脊髄の感染を伴う炎症 15歳以上 16 26.63 16.74 12.50% 59.13
010230xx99x00x てんかん 13 7.38 7.22 0.00% 42.08
010090xxxxx0xx 多発性硬化症 13 17.77 14.19 7.69% 47.15
010155xxxxx0xx 運動ニューロン疾患等 11 11.55 13.83 0.00% 60.91
010110xxxxx4xx 免疫介在性・炎症性ニューロパチー/ガンマグロブリン 10 28.30 16.11 30.00% 58.90
○解説
・脊髄小脳変性症などの神経変性疾患やギラン・バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発根ニューロパチー、重症筋無力症などの免疫性神経疾患について先駆的な研究を行っており、患者さんに最新の治療を提供しています。さらに筋萎縮性側索硬化症、多系統萎縮症、パーキンソン病など、神経難病の診断・治療から地域連携を介した包括的ケアにも尽力しております。このほか、神経救急の分野では、髄膜炎、脳炎などの炎症性疾患、てんかん発作の診療など、幅広く患者さんを受け入れています。
腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍/経気管肺生検法・EBUS-TBNA等 140 3.69 3.30 0.00% 71.53
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍/化学療法 109 6.52 9.07 0.00% 69.22
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 58 12.60 13.12 27.59% 71.95
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。)/化学療法 43 9.98 9.09 0.00% 70.33
040040xx9905xx 肺の悪性腫瘍/カルボプラチン+パクリタキセル等 20 30.20 19.34 5.00% 68.25
○解説
・肺癌、消化器癌、乳癌や頭頚部等の化学療法、特に分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害薬の使用実績は日本でもトップクラスです。
・がんゲノムプロファイリングによる個別化医療も10年以上行っており、新薬開発も含めた豊富な経験があります。単科では全国最大規模である10名以上の薬物療法専門医が在籍し専門的な内科的治療を行います。
・原発不明がんなど、どの科に受診すれば良いかわかりにくいがんも含めて腫瘍内科ではどのようながんであっても全身治療を受けることが可能です。
・通院治療室と連携することで、できるだけ化学療法は外来で行うように努めており、入院であっても短期にすることで、患者さんの生活を保つ工夫をしています。
・一方で腫瘍による症状悪化や、化学療法の副作用に対する救急診療にも力を入れており、24時間365日腫瘍内科医が対応できる体制を整えています。
呼吸器・アレルギー内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍/経気管肺生検法・気管支ファイバースコピー等 146 4.22 3.30 0.00% 71.99
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 84 16.14 18.42 2.38% 70.87
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸/終夜睡眠ポリグラフィー 33 2.00 2.03 0.00% 60.06
040150xx99x0xx 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 29 23.69 22.84 20.69% 68.79
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 24 18.33 20.57 29.17% 78.63
○解説
・外来では、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)をはじめとして、呼吸器疾患、アレルギー内科疾患の患者さんが近隣地域はもちろんのこと、広く全国から通院されています。
・重症喘息に対する生物学的製剤、慢性難治性咳嗽の治療に積極的に取り組んでいます。
・COPD患者さんに最新の治療薬(吸入薬)を選択するとともに、呼吸リハビリテーションを積極的に取り入れて、患者さんの身体活動性の向上に取り組んでいます。
・最新の検査法を用いて間質性肺炎の診断を行い、病理医・放射線科医との合議を含め、患者さんごとに最適な薬剤を選択して治療しています。
・肺がんや異常影の診断目的で、気管支鏡検査や経皮針生検などを安全・確実性を高めるために入院で行っています。
・睡眠時無呼吸の精密診断を1泊入院で行い、CPAP(持続陽圧呼吸療法)や口腔内装置(当院歯科口腔外科へ作成依頼)などの適切な治療法を選択して外来通院していただいています。
・超高齢化に伴い誤嚥性肺炎患者さんが増えています。多職種でチームを組み、嚥下機能評価、リハビリテーション、適切な食事メニューの提案を行い、退院後に繰り返さない様指導していますが、元気なうちから誤嚥予防の口腔ケア・口腔体操を習慣づける様、外来でもお声かけをしています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍/胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術等 224 10.42 10.47 1.79% 71.50
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍/乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術等 105 9.97 10.15 0.00% 63.67
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍/結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 99 14.45 15.76 3.03% 71.61
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍/乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 81 5.17 5.88 1.23% 60.12
06007xxx010x0x 膵臓、脾臓の腫瘍/膵頭部腫瘍切除術 血行再建を伴う腫瘍切除術の場合等 62 20.58 24.86 0.00% 67.40
○解説
・当院は、がん診療連携拠点病院に指定されています。消化器外科(食道から直腸・肛門までの外科、肝臓や胆嚢、膵臓の外科)、呼吸器外科(肺、縦隔の外科)、内分泌外科(乳腺、甲状腺、副腎の外科)という広い部門で癌の進行度やQOLを考慮した専門性の高い治療を行っています。
・手術療法が主となっておりますが、腫瘍内科や内分泌・代謝・糖尿病内科、歯科口腔外科等と連携し、抗癌剤治療や、多職種による周術期管理も合わせて行っています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。)/胸腔鏡下弁形成(置換)術・弁置換術等+中心静脈注射・人工呼吸 68 16.53 21.93 5.88% 65.69
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤/ステントグラフト内挿術 35 10.46 11.06 5.71% 81.11
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患/冠動脈、大動脈バイパス移植術等/中心静脈注射・人工呼吸 35 18.20 21.69 11.43% 72.09
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全/末梢動静脈瘻造設術等 34 3.74 7.87 2.94% 70.94
050161xx97x1xx 解離性大動脈瘤/大動脈瘤切除術等+中心静脈注射・人工呼吸 34 25.82 29.08 44.12% 72.62
○解説
・当科は心臓手術および血管手術を行っています。弁膜症では低侵襲手術(小切開手術、カテーテル手術)に積極的に取り組んでいます。大動脈瘤では胸腹部大動脈瘤や弓部大動脈瘤に対する直達手術やステントグラフト手術を行っています。冠動脈バイパス術ではオフポンプ冠動脈バイパス術を取り入れています。その他にも末梢血管に対する治療(バイパス術、カテーテル治療)や内シャント手術、静脈瘤治療も行っています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 49 14.41 18.90 57.14% 65.14
010010xx02x00x 脳腫瘍/頭蓋内腫瘍摘出術等 43 22.47 20.79 11.63% 59.47
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)Rankin Scale 0、1又は2/脳血管疾患等リハビリテーション 42 12.71 15.57 52.38% 74.60
010230xx99x00x てんかん 40 7.80 7.22 10.00% 57.43
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤/造影剤注入手技 動脈造影カテーテル法 主要血管の分枝血管を選択的に造影撮影した場合 37 3.11 2.99 0.00% 65.30
○解説
・当院は「脳卒中センター」を有し、24時間体制で血栓溶解、血管内(カテーテル)治療、開頭手術など高度急性期治療を担っています。急性期治療終了後には堺・南河内地区の地域連携により、協力医療施設とともにリハビリ、在宅医療までサポートします。
・さらに「難治てんかんセンター」にて、難治てんかんの診断、薬物治療、手術治療などの専門診療を行っています。
・日本専門医療機構の脳神経外科基幹施設として、脳腫瘍、神経外傷、脊髄疾患、機能脳神経外科(不随意運動、三叉神経痛、顔面痙攣、パーキンソン病、痙縮、難治疼痛)など幅広い脳神経外科分野の治療を専門的に行っています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。)/人工関節再置換術等 131 18.09 23.02 7.63% 72.41
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。)/人工関節再置換術等 68 22.00 20.63 8.82% 68.79
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折/骨折観血的手術・人工骨頭挿入術等 64 23.53 25.32 79.69% 77.67
070010xx010xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。)/四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 36 4.44 5.49 0.00% 45.17
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎/脳脊髄腔造影剤使用撮影 34 2.53 2.68 0.00% 69.35
○解説
・整形外科では股関節・膝関節の人工関節置換術を中心に、関節疾患、脊椎疾患、手・上肢疾患、運動器外傷、骨軟部腫瘍など幅広く専門的な診療活動を行っています。高難度の手術にも、内科系診療科・麻酔科との連携のもと患者さんの安全を第一に考えた安心と信頼の医療に務めており、安定した手術成績は大阪府下でも有数のものであると考えています。初診の患者さんはかかりつけ医の紹介状を持参して頂ければ幸に存じます。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。)/鼻骨骨折整復固定術・頬骨骨折観血的整復術等 56 9.36 5.16 5.36% 41.32
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。)/皮膚、皮下腫瘍摘出術等 41 4.15 4.66 0.00% 48.59
020230xx97x0xx 眼瞼下垂/眼瞼下垂症手術等 40 3.73 2.94 0.00% 67.50
130030xx97x00x 非ホジキンリンパ腫/リンパ節摘出術等 25 7.36 8.18 0.00% 64.52
020320xx97xxxx 眼瞼、涙器、眼窩の疾患/眼瞼内反症手術等 24 3.04 3.11 0.00% 32.50
○解説
・熱傷の分野では、2018年、救命救急科と形成外科が密に連携して”熱傷センター”が設立され、南大阪における熱傷診療の拠点病院としての機能を担っています。救命救急科が急性期治療を担当し、形成外科がQOL向上を目指した熱傷の局所治療を実施しています。
・患者さん自身から採取した血液から血小板を分離し、血小板を高濃度の濃縮(PRP)させ、PRP内に含有される増殖因子を用いた難治性潰瘍の治療を開始しました。現在当科では、難治性病変といわれているケロイドに関する先端研究を行っており、ケロイドの根治的かつ整容的な治療を行う体制を整備しています。今後は、皮膚の諸問題、皮膚の難治性疾患に対して、有効で安全な新規治療が提供できるように積極的に取り組んで参ります。
産科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120260xx01xxxx 分娩の異常/帝王切開術等 23 9.39 9.38 0.00 33.39
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常/帝王切開術等 15 9.33 9.39 0.00 29.67
120160xx01xxxx 妊娠高血圧症候群関連疾患/帝王切開術等 10 17.90 12.77 0.00 32.50
120170x101xxxx 早産、切迫早産(妊娠週数34週未満)/帝王切開術等 - - 37.40 - -
120182xx02xx0x 前置胎盤及び低置胎盤/帝王切開術等 - - 13.80 - -
○解説
・当院では、特に合併症のない妊娠・分娩のみならず、内科・外科疾患を合併している妊娠・分娩の管理に当たっています。自然分娩を目指していても、母体や胎児に異常があれば、麻酔科、小児科や手術室とも連携し、すぐに緊急帝王切開に移行できる体制をとっています。
・救命医なども含め他科との連携体制をとっており、他院からの母体救急・胎児救急疾患の搬送も積極的に受け入れて、その対応・管理に取り組んでいます。地域の産婦人科より直通の周産期コールという産婦人科医への専用ホットラインを設けており、地域周産期医療センターとして地域の周産期医療に微力ながら貢献しています。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍/化学療法 115 4.28 4.34 0.00% 61.23
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍/カルボプラチン+パクリタキセル等 81 3.69 4.23 0.00% 60.28
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍/腹腔鏡下腟式子宮全摘術・腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術等 59 6.12 6.04 0.00% 45.05
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍/腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術・子宮悪性腫瘍手術等 57 10.81 11.55 0.00% 58.02
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍/子宮附属器腫瘍摘出術等 54 6.17 6.11 0.00% 44.98
○解説
・当科では手術、化学療法と放射線治療のほとんどをDPC(包括支払い)制度で管理しており、できるだけ短い入院期間で退院できるように対応しています。そのため大部分の良性疾患と適応のある悪性疾患については、内視鏡手術(腹腔鏡手術・ロボット支援下手術)を積極的に導入しています。低侵襲手術を行うことで、できるだけ短い入院日数で退院できるように診療を行っています。
小児科・思春期科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx0xxx 食物アレルギー 194 1.01 2.35 0.00% 6.73
080270xxxx1xxx 食物アレルギー/小児食物アレルギー負荷検査 131 1.02 2.13 0.00% 2.37
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 121 7.35 6.13 0.83% 0.00
14031xx09910xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)(1歳以上)/心臓カテーテル法による諸検査 33 3.48 4.14 0.00% 11.06
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 32 6.06 5.83 0.00% 3.03
○解説
・食物アレルギーを有する小児疾患は増加傾向にあり、食物経口負荷試験はその診断に不可欠な検査です。また、近年はこの検査により摂取可能であることが確認された量のアレルゲンを定期的に摂取することで、アレルギーの寛解を得られることもわかってきました。当科では、安全を最大限に配慮しながら検査を実施しています。
・周産期母子医療センターNICUでは、超低出生体重児(出生体重1000g未満)を含む低出生体重児(同2500g未満)の入院を受け入れています。それらのお子さんの9割以上が近隣の医療機関からの出生前あるいは出生後の紹介患者さんであり、我々の診療は地域の医療機関から信頼を頂いております。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患/水晶体再建術等 両眼 752 2.91 4.83 0.00% 75.23
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患/水晶体再建術等 片眼 579 2.82 2.71 0.00% 71.43
020160xx97xxx0 網膜剥離/硝子体茎顕微鏡下離断術等 片眼 122 7.14 8.48 0.00% 57.12
020200xx9710xx 黄斑、後極変性/硝子体茎顕微鏡下離断術等/水晶体再建術 119 5.24 6.14 0.00% 71.28
020220xx97xxx0 緑内障/緑内障手術等 片眼 110 3.29 5.41 1.82% 70.26
○解説
・当科では前眼部から後眼部まで眼科領域疾患の診断・治療につき、各分野の専門家が幅広くカバーしています。白内障は原則2泊3日(両眼)あるいは1泊2日(片眼)の入院で行っています。また、硝子体手術、緑内障手術、角膜移植、斜視手術なども多くの手術を手掛けています。
・手術室で行う手術の総件数は3,500件程度です(抗VEGF薬の眼内投与を除く)。
・当科の大きな特徴として、比較的稀で重症度が高い小児網膜硝子体疾患や小児白内障に対する症例が多く、近畿圏以外からも数多く紹介されています。また、緑内障や重症角結膜疾患に対する手術件数が多い事も特徴です。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)/皮膚悪性腫瘍切除術等 91 4.46 7.68 1.10% 72.41
080010xxxx0xxx 膿皮症 70 14.37 13.07 7.14% 66.01
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物/皮膚、皮下腫瘍摘出術等 58 3.02 4.01 0.00% 51.47
080090xxxxxxxx 紅斑症 39 13.82 10.15 0.00% 62.15
080050xxxxxxxx 湿疹、皮膚炎群 32 11.47 10.28 0.00% 38.22
○解説
・皮膚科ではアトピー性皮膚炎、乾癬を中心とした様々な皮膚疾患の診療に取り組んでいます。
・アトピー性皮膚炎はスキンケアや外用指導を行い、重症度に合わせてアトピー性皮膚炎教育プログラムに則った入院指導も行います。外用治療のみで皮膚症状が改善しない患者様には紫外線治療、生物学的製剤、内服の分子標的薬等の治療の併用を行っています。
・乾癬は皮膚症状のみでなく関節症状を合併することも多く、関節の腫れや痛みでお悩みの方には関節エコーで評価を行います。総合的に評価した上で、外用、紫外線治療、内服治療、生物学的製剤の治療を組み合わせて治療を行っています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍/前立腺針生検法 141 2.43 2.50 0.00% 73.23
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍/膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 125 6.91 7.02 0.80% 74.46
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 67 13.09 13.14 5.97% 67.81
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍/腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術等 43 10.84 11.63 0.00% 70.81
11012xxx020x0x 上部尿路疾患/経尿道的尿路結石除去術 42 5.48 5.56 0.00% 63.10
○解説
・当院は大阪府下における献腎移植(登録)施設の1つとして認定されており、生体腎移植にも対応しています。
・膀胱癌に関しては尿路上皮から発生し、大きく表在性膀胱癌と浸潤性膀胱癌に分類されます。表在性膀胱癌の多くは経尿道的腫瘍切除術(TUR-Bt)で治療可能だといわれます。しかし、表在性膀胱癌は再発しやすく、再発頻度の高い場合や多発性の場合には再発予防を目的として抗癌剤やBCGの膀胱内注入療法を行います。当院は両者の治療実績を多く重ねています。
・近年、食生活の欧米化や高齢化に伴い日本においても前立腺癌は増加の一途を辿っています。癌の疑いがある患者さんに対して行う前立腺組織針生検や前立腺悪性腫瘍手術(ロボット手術)の治療も積極的に行っています。
・尿路感染症(本来無菌である尿路に病原微生物が侵入したために惹起され、膀胱炎、腎盂腎炎、前立腺炎、精巣上体炎などに分類される)に対して抗菌薬治療、泌尿器科的処置を積極的に行っています。
・尿路結石症は頻度の高い疾患のひとつで、近年の医療技術の進歩により、 さまざまな治療法を選択することができるようになっています。再発しやすいため、再発予防と定期的な検診が重要です。
耳鼻咽喉・頭頸部外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030150xx97xxxx 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍/耳下腺腫瘍摘出術・喉頭腫瘍摘出術等 56 6.36 7.03 0.00% 57.66
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫/鼓室形成手術 55 8.02 7.09 0.00% 58.09
03001xxx0100xx 頭頸部悪性腫瘍/舌悪性腫瘍手術・咽頭悪性腫瘍手術等 46 18.11 13.07 0.00% 67.67
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 41 7.41 6.47 0.00% 57.59
030425xx97xxxx 聴覚の障害(その他)/人工内耳植込術等 36 8.19 7.53 0.00% 54.64
○解説
・耳鼻咽喉・頭頸部外科が取り扱う疾患は、難聴、めまい、鼻副鼻腔疾患による嗅覚・味覚障害、音声・嚥下障害、頭頸部腫瘍と多岐にわたり、いずれの疾患でも患者さんの日常生活のQOL が大きく低下することになります。近畿大学病院の耳鼻咽喉・頭頸部外科では、頭頸部がん診療と感覚器医療を中心に、耳・鼻・頭頸部の各専門外来においてそれぞれ最先端の診療を行っており、全ての耳鼻咽喉科関連疾患の診断と治療に関して質の高い医療を提供しています。
・頭頸部がん診療では、腫瘍カンファレンスで治療方針を決定した後、頭頸部外科手術全般に関しての高い手術技能と豊富な経験を生かし、エビデンスのある医療、集学的な頭頸部がん診療を提供しています。
・最先端の放射線治療や、抗がん剤治療についても適切な対応が可能で、個々の患者さまのQOL を最優先とする最新の頭頸部がん診療を実施しています。
麻酔科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010111xxxxx0xx 遺伝性ニューロパチー 39 2.46 12.06 0.00% 70.56
070343xx99x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 14 2.00 13.35 0.00% 69.93
070350xx99x0xx 椎間板変性、ヘルニア 10 2.00 9.90 0.00% 69.70
07034xxx99xx0x 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) - - 11.37 - -
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎/脊髄刺激装置植込術等 - - 15.77 - -
○解説
・当科で診療する頻度の高い疾患としては、帯状疱疹関連痛(帯状疱疹後神経痛)、腰椎症(変形性腰椎症、椎間板ヘルニア、脊椎管狭窄症)、頸肩部痛(頸椎退行性疾患)、三叉神経痛、各種神経障害性痛などが挙げられます。
・基本は神経障害に起因する痛み(神経障害性痛)が診療の対象となり、神経ブロック治療、薬物療法を中心とした治療を行っています。いわゆる消炎鎮痛剤(NSAIDs)が無効な慢性痛が診療の対象となることも特徴であります。一般に痛みは慢性化すると治療抵抗性を示すことが多いため、発症早期からの治療開始が重要で、帯状疱疹関連痛においては、遷延化する可能性の高い症例(高齢、重症皮疹、強い痛みなど)は早期(亜急性期)から薬物治療に加え、神経ブロック治療を開始しています。
・腰椎、頸椎疾患においては、手術適応にならない場合でも、薬物抵抗性の痛みを抱えて、著しく日常生活動作(ADL)が低下している症例は少なくなく、積極的に痛み治療を行い、ADL、生活の質の向上を目指しています。
救命救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 46 4.20 3.70 19.57% 48.20
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 36 10.28 8.30 44.44% 65.94
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷/創傷処理等 19 8.79 9.78 36.84% 77.42
161020xxxxx00x 体温異常 14 11.36 6.45 64.29% 78.64
060150xx02xxxx 虫垂炎/虫垂切除術等 - - 9.75 - -
○解説
・24時間、365日体制の3次救急施設の救命救急センターであり、頭部外傷を含む重度外傷、広範囲熱傷、急性中毒、敗血症や腹膜炎などに対応しています。
・災害拠点病院として、DMAT(災害時医療派遣チーム)を有しています。また、ドクターカーを所有し、救命率の向上を図っています。
・早期の治療を行い、症状が安定すれば、循環器内科や脳神経外科など他診療科と連携し、一般病棟で継続治療を行います。
・平成30年9月より熱傷センターを設立し、軽症から重症の熱傷患者を幅広く受け入れており、早期に適切な治療を行うことで重症化を防ぎます。
放射線治療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx99x2xx 頭頸部悪性腫瘍/放射線療法 15 24.00 30.79 0.00% 78.80
010010xx9903xx 脳腫瘍/放射線療法 12 4.17 17.10 8.33% 66.25
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。)/放射線療法 - - 20.77 - -
040010xx99x2xx 縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍/放射線療法 - - 24.68 - -
03001xxx99x31x 頭頸部悪性腫瘍/化学療法+放射線療法 白血球疾患等 - - 43.03 - -
○解説
・年間がん罹患数は100万人におよび、その克服は国民的課題の一つとなっています。放射線治療は、手術および抗がん剤とならぶがん治療の3本柱の一つで、放射線治療には機能と形態の温存が可能であるという大きな特徴があります。
・特に機能と形態の温存が重要な頭頸部悪性腫瘍では、放射線療法が重要な役割を果たしています。放射線治療は、寿命を長らえるだけでなく社会復帰の可能なQOL(quality of life)の高いがん治療法として社会的要請が強まっています。
・放射線治療は、高エネルギーX線や電子線を発生する直線加速器(リニアック)、あるいは放射性同位元素を体内に挿入する小線源治療装置で治療します。
・当科では5名の放射線治療専門医が外来を担当し、2台の最新型高精度リニアックを用いた強度変調放射線治療(IMRT)、体幹部定位放射線治療(SBRT)、画像誘導放射線治療(IGRT)、またヨウ素125線源の永久挿入による前立腺がん小線源治療、子宮がん腔内照射などの高精度放射線治療が可能です。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 137 18 25 63 25 68 1 7,8
大腸癌 159 56 116 62 15 45 1 8
乳癌 86 75 17 - - 40 1 8
肺癌 232 86 110 195 93 111 1 8
肝癌 20 40 44 29 16 338 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
○定義
・5大癌といわれる胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の患者さんの人数を、初発のUICC病期分類別(※)および再発(再発部位によらない)に分けて集計しています。
・集計期間内に退院された延患者数を表示しています。つまり、同じ患者さんが複数回入院された場合、その回数分をカウントしています。
・この指標の「再発」とは当院または他院にて最初の治療計画を終えた後、次の治療を行った患者さんを指します。
・不明の病期分類については、検査入院等で退院までに確定診断できない場合が多くを占めます。

※ 国際対がん連合(UICC)によって定められた
【T】 原発巣(癌が最初に発生した場所にある病巣)の大きさと進展度
【N】 所属リンパ節への転移状況
【M】 遠隔転移の有無
上記の3つの要素を指標としてStageⅠ~Ⅳまでの4病期に分類するものです。
臓器によってStageの決め方が異なりますが、StageⅣが最も進行している状態です。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 19 12.16 59.11
中等症 12 23.58 81.17
重症 77 17.99 75.49
超重症 - - -
不明 - - -
○定義
・入院の契機となった傷病名および医療資源を最も投入した傷病名に対するICD(※1)コードがJ13~J18で始まり、20歳以上の市中肺炎(※2)の患者さんについて、重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計しました。
・重症度はA-DROP(日本呼吸器学会「成人市中肺炎診療ガイドライン」の定義)に基づき、決定しています。

※1 世界保健機関(WHO)が作成した分類です。国内で使用している分類は、ICD-10(10版2013年版)に準拠。
※2 市中肺炎とは普段の生活の中で罹患した肺炎のことを指します。

○解説
・重症が全体の約7割を占めています。
・軽症の患者さんは、平均在院日数が約12日、平均年齢は59歳です。中等症の患者さんは、平均在院日数が約24日、平均年齢は81歳。重症は、平均在院日数が約18日、平均年齢が75歳となります。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 294 16.11 75.18 41.94
その他 16 10.19 67.44 0.97
○定義
・脳梗塞に関して、患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計しています。

○解説
・全体の約95%が発症から3日以内に治療を受けています。また、ほとんどの患者さんが救急搬送での来院となっています。
・当院では、脳卒中ケアユニット入院医療管理料を算定しており、救急疾患に24時間体制で対応しています。
・早期発見、早期治療がその後の患者さんのADL(日常生活動作)に大きな影響を与えると考えられています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 275 1.27 2.53 0.73% 68.69
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 165 2.45 2.52 2.42% 71.61
K555-22 経カテーテル大動脈弁置換術(経皮的大動脈弁置換術) 140 4.64 9.56 10.71% 84.07
K5481 経皮的冠動脈形成術(高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテル) 84 1.79 4.35 3.57% 74.75
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他) 56 1.16 2.14 1.79% 57.66
○解説
・当科では薬物による治療を基本として、そのうえでカテーテル治療を積極的に行っています。カテーテル治療はカラダへの負担が少なく、入院期間をできるだけ短くできるため、コロナ禍においても安心して治療を受けることができます。
・現在、冠動脈狭窄に対するカテーテル治療に加え様々なカテーテル治療が導入され、現在心臓弁膜症や心房中隔欠損症などの構造的心疾患に対する国内で行われるすべてのカテーテル治療が可能となりました。心臓外科医、麻酔科医、コメディカルスタッフとともにハートチームとしてより安全な治療体制を構築しています。
・また不整脈に対するアブレーション、抗凝固薬で出血リスクがある患者さんに対する左心耳閉鎖術も適応が徐々に広がってきており、多くの患者さんを治療しています。
・夜間緊急に対応するハートコールはコロナ禍でも継続しており全応需をモットーとしておりますので、お困りの際にはご連絡をください。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 707 0.17 0.95 0.14% 69.59
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 239 1.87 8.14 3.77% 74.67
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜) 116 1.07 4.72 0.86% 74.67
K654 内視鏡的消化管止血術 98 1.06 10.90 11.22% 72.43
K533-2 内視鏡的食道・胃静脈瘤結紮術 95 1.54 6.69 2.11% 66.08
○解説
・大腸ポリペクトミー・粘膜切除(EMR)について、通常であれば年間約1,000例実施しています。最近では電気を流さずに切除するコールドポリペクトミーを1cm以下の良性ポリープに導入し、安全かつ効率的にポリープ切除を行っています。
・胆管結石は生活スタイルの変化から増加傾向であり、発生には潜在する細菌が関与することから再発も多いです。そして、胆管結石に胆管炎が合併すると致死的な経過を辿ることもあります。当院では積極的な胆道ステント留置により胆管炎の軽減を図り、次治療につなげています。
・内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は早期胃癌に対する低侵襲治療です。当院では術前に実施する超音波内視鏡(EUS)から早期胃癌の深達度診断を精緻に行ったうえで、安全に配慮しながらESDを施行しています。
・消化管出血の原因は、食道胃静脈瘤破裂・胃および十二指腸潰瘍出血・悪性腫瘍からの出血・血管性病変から出血など様々です。当院では消化管出血により吐下血を来した患者様を積極的に受け入れる方針としています。我々は内視鏡による出血源の特定と診断を速やかに行い、緊急止血術を行なっています。特に、小腸出血の場合はカプセル内視鏡を用いて出血部位を診断し、ダブルバルーン内視鏡にて止血を行っております。
・肝硬変を背景にして食道や胃の門脈枝が拡張・蛇行を生じた結果、破裂を来すと静脈瘤破裂となります。大量出血の場合には肝不全から命の危険があります。当院では長年積み重ねてきた内視鏡的食道・胃静脈瘤治療の実績があります。
血液・膠原病内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 25 7.56 19.88 4.00% 69.56
K921-3 末梢血単核球採取 14 1.50 5.86 0.00% 59.64
K922-2 CAR発現生T細胞投与 - - - - -
K9212ロ 造血幹細胞採取(末梢血幹細胞採取)(自家移植) - - - - -
K6261 リンパ節摘出術(長径3cm未満) - - - - -
○解説
・血液内科部門では、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの血液がんに対する最先端治療を行っており、継続的な治療が必要な患者さんで末梢の血管が細い場合には、苦痛の軽減だけでなく、感染の合併や抗癌剤の皮下漏れを防ぐ目的で植込型カテーテル設置を行っています。
・当院は、「自家末梢血幹細胞移植」および「同種造血幹細胞移植(骨髄移植・末梢血幹細胞移植・臍帯血移植)」の認定施設であり、主に血液がんを対象にこれら細胞治療を実践しています。また、2020年11月に「キメラ抗原受容体(CAR)-T細胞製剤」の提供可能施設に認定されています。CAR-T細胞療法は、従来の治療が難しかった血液がんに対する新しい免疫療法の一つとして注目されており、自施設だけでなく他施設の患者さんを対象に、本治療を実践しています。
腫瘍内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静(動)脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 80 3.91 10.76 2.50% 65.41
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 19 14.42 12.89 42.11% 71.95
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 18 9.89 34.67 16.67% 65.22
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 12 2.58 19.67 25.00% 69.08
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
○解説
・肺癌、乳癌、消化器癌など、癌の最先端治療を行っており、末梢血管が細い方や、抗癌剤の皮下漏れを防ぐ目的で抗癌剤を中心静脈から投与する植込型カテーテル設置のため局所麻酔下で手術をうける患者さんが多くなっています。
・次いで皮下に留置したカテーテルから高カロリー輸液を投与する中心静脈植込型カテーテル設置術、経口摂取が不十分な場合や誤嚥性肺炎の危険性がある患者さんに行う胃瘻造設術の症例が多くなっています。
・肺癌、乳癌、消化器癌、原発不明癌など固形癌に対する新抗癌剤の使用、分子標的治療薬を用いた治療など、癌の先端治療を提供しています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 124 2.09 4.71 1.61% 67.62
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 105 4.23 11.23 5.71% 71.80
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える)・(手術用支援機器使用) 102 1.89 8.03 1.96% 70.63
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 81 1.01 3.16 1.23% 60.12
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) 51 1.86 5.59 0.00% 72.18
○解説
・当院は、がん診療連携拠点病院に指定されております。質の高い癌医療に取り組んでおり、癌の進行度やQOLを考慮した肺癌・乳癌・大腸癌・膵癌・食道がん・胆道癌の手術が多くなっています。各部門で専門性の高い治療を行っています。
【乳腺・内分泌部門】
・乳癌検診の普及や診断技術の向上から、早期乳癌の割合が増え、治療成績が向上しています。
・今後さらに綿密な評価を行うようにして、より縮小した手術、切らずに済む治療も取り入れて最適な治療と患者さんの生活の質(QOL)の向上を目指します。
【呼吸器部門】
・肺癌、転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍などの胸部悪性腫瘍を中心に、気胸・膿胸まで幅広い呼吸器外科疾患を担当しています。
・胸腔鏡手術を基本として、最新のロボット支援下手術・単孔式手術はもちろん、他臓器合併切除などの複雑術式まで多岐に渡る術式が可能で、現在提供できる最良で安全と思われる医療を提供することを心掛けています。
・病気を診るだけでなく、患者さんの個々の状況を考えたうえで、開胸・胸腔鏡・ロボット支援などの手術アプローチと、切除範囲を適切に選択することで、最小の負担で最大の効果をあげることを目指しています。
【肝胆膵部門】
・全国屈指の手術件数を誇り、肝癌、胆道癌、膵癌、十二指腸癌をはじめとする、あらゆる肝胆膵悪性・良性疾患に対し先進的高度医療を提供します。
・消化器内科、腫瘍内科、放射線科とも連携し、個々の患者さんに、安全かつ最良の医療を提供します。高度進行癌に対しては、外科切除を軸とした集学的治療(化学療法、放射線療法)と血管合併切除再建・多臓器合併切除を併施した拡大手術により根治切除を行い、最後まであきらめない治療を追求します。
・肝区域・肝葉切除術、膵頭十二指腸切除術、尾側膵切除術などの高度先進的腹腔鏡下手術も行っています。
・特に、低悪性度腫瘍や早期癌に対しては術後QOLに配慮した低侵襲(腹腔鏡下)手術と機能温存・縮小手術を積極的に取り入れています。
【上部消化管部門】
・食道癌、胃癌共に早期癌から高度進行癌に至るまで、常に根治性と機能温存における最善を考慮しつつ患者さんと納得のいくまで相談し、早期癌に対しては胸腔鏡・腹腔鏡手術あるいはロボット手術による低侵襲手術に取り組み、また治療困難症例においては新たな治療法・術式を考案して可能性を追求し”諦めない治療”を続けています。これまでも治療不能と言われた症例の紹介を受けて多くの治療に携わってきました。諦めたらそこで終わりです。既に治療を受けている方、手術を受けたがその後の合併症で困っている方、どんな症例でも、いつでも相談にきていただけます。南大阪で”癌難民”を決してつくらないことを目標に日々努力し、一緒に最善の治療を考えていきます。
【下部消化管部門】
・大腸癌(結腸癌・直腸癌)に対する根治手術(癌を治す手術)を中心に、小腸癌などの消化管悪性腫瘍などの腹腔内悪性腫瘍に対する外科的治療に取り組んでいます。さらに、潰瘍性大腸炎、クローン病などの炎症性腸疾患に加え、いぼ痔(痔)、あな痔(痔瘻)、きれ痔(劣肛)などの肛門疾患まで、大腸外科全般にわたる診療を行っています。
・特に大腸癌に対しては、1995年から腹腔鏡下大腸癌手術を開始し、全大腸癌症例に対する腹腔鏡下手術の割合は約90%に達しています。また直腸癌に対しては、2018年4月にロボット支援下直腸切除術が保険収載され、当院においては直腸癌に対する手術のほとんどをロボット支援下にて行っています。
【内視鏡部門】
・より専門性の高い低侵襲外科治療に特化した部門であり、所属する医師は各部門に配属され、専門性の高い低侵襲手術を行っております。また、成人鼡径ヘルニアや腹壁瘢痕ヘルニア、腹腔内リンパ節生検、副腎腫瘍に対する内視鏡外科手術を行っています。
・2020年4月からは病的肥満に対し、他科(多職種)を含めたチームを発足させて診療を開始しており、一定期間の外来診療の後、減量、代謝改善手術による加療を開始しています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 42 1.12 12.24 7.14% 80.29
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 40 0.55 2.38 2.50% 68.33
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) 40 3.60 20.78 20.00% 69.50
K5602 大動脈瘤切除術(弓部) 36 0.83 20.17 25.00% 70.94
K555-22 経カテーテル大動脈弁置換術(経皮的大動脈弁置換術) 24 3.21 5.63 8.33% 83.17
○解説
・当科は心臓手術および血管手術を行っています。弁膜症では低侵襲手術(小切開手術、カテーテル手術)に積極的に取り組んでいます。
・大動脈瘤では胸腹部大動脈瘤や弓部大動脈瘤に対する直達手術やステントグラフト手術を行っています。冠動脈バイパス術ではオフポンプ冠動脈バイパス術を取り入れています。
・その他にも末梢血管に対する治療(バイパス術、カテーテル治療)や内シャント手術、静脈瘤治療も行っています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 50 5.26 22.56 16.00% 61.90
K164-2 慢性硬膜下血腫洗浄・除去術(穿頭)・(穿孔洗浄術) 45 0.13 9.84 11.11% 79.11
K178-4 経皮的脳血栓回収術 41 0.05 22.90 78.05% 81.49
K1781 脳血管内手術(1箇所) 26 1.50 22.92 26.92% 60.46
K6101 動脈形成術、吻合術(頭蓋内動脈) 19 2.95 18.37 5.26% 38.53
○解説
・迅速な対応が求められる脳卒中外科では、患者さんの負担を最小限にした低侵襲の血管内治療(脳動脈瘤塞栓、血管形成、脳塞栓除去)や開頭術(動脈瘤クリッピング、血管バイパス、頸動脈内膜剥離)を24時間体制で行っており、優れた実績を築いています。
・さらに、南大阪唯一の特定機能病院として、脳腫瘍(グリオーマ、転移性脳腫瘍、脳下垂体腫瘍、髄膜腫など)に対する高度先進的な集学的治療に実績があります。とりわけ、悪性脳腫瘍に対しては、「がんセンター」のサポートのもと、遺伝子解析に基づく個別化治療を実施しています。
・「難治てんかんセンター」においては、高度なてんかん外科治療(焦点切除、脳梁離断、迷走神経刺激治療)を実施し、機能脳神経外科疾患には、深部脳刺激療法、脊髄内バクロフェン注入療法、末梢神経縮小術など専門的治療を実施しています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(肩・股・膝) 203 1.36 17.07 7.88% 70.84
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨・上腕・大腿) 46 4.98 15.87 67.39% 73.83
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 37 2.76 21.54 21.62% 69.32
K0811 人工骨頭挿入術(肩・股) 35 4.89 18.57 65.71% 77.23
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(下腿・前腕) 30 1.20 2.77 3.33% 47.20
○解説
・整形外科では股関節・膝関節の人工関節置換術を中心に、関節疾患、脊椎疾患、手・上肢疾患、運動器外傷、骨軟部腫瘍など幅広く専門的な診療活動を行っています。
・高難度の手術にも、内科系診療科・麻酔科との連携のもと患者さんの安全を第一に考えた安心と信頼の医療に務めており、安定した手術成績は大阪府下でも有数のものであると考えています。初診の患者さんはかかりつけ医の紹介状を持参して頂ければ幸に存じます。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 29 0.93 1.62 0.00% 64.00
K333 鼻骨骨折整復固定術 28 1.21 5.64 3.57% 30.61
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) 24 0.88 1.25 0.00% 32.75
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) 22 0.82 1.77 0.00% 36.77
K6261 眼瞼内反症手術(皮膚切開法) 17 1.00 1.12 0.00% 33.00
○解説
・主に(1)顎顔面外科と(2)マイクロサージェリーを 用いた各種組織の再建術の2領域を中心に、豊富な治療経験と実績を持っています。
・また、皮膚外科領域では、2017年、皮膚外科の総合的治療を行うために皮膚腫瘍専門センター(スキンサージェリーセンター)が設立されました。本センターでは、近年の高齢化に伴い急増する皮膚の悪性腫瘍(およびその他の皮膚腫瘍)に対して、まず皮膚科専門医による皮膚腫瘍の正確な診断、その後、形成外科専門医による迅速かつ整容的な切除と再建術の施術を実施しています。
・他にも、外科(食道再建)、耳鼻科(頭頚部再建)、婦人科および泌尿器科(腹壁および会陰部再建)など、複数の外科系教室と連携して、再建外科治療を数多く実施しています。
・さらに、循環器内科からはペースメーカーの交換、血液膠原病内科からは確定診断目的でのバイオプシーなどの小手術にもフットワーク軽く対応しています。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術・(内視鏡手術用支援機器使用) 76 2.13 3.64 0.00% 47.79
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡)・(遺伝性乳癌卵巣癌症候群患者) 62 1.71 3.42 0.00% 44.19
K867 子宮頸部(腟部)切除術 49 1.02 1.02 0.00% 39.94
K889 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側) 35 4.71 11.80 2.86% 53.83
K879-2 腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術(子宮体がんに限る)・(手術用支援機器使用)・(子宮頸がんに限る) 35 2.26 5.66 0.00% 59.49
○解説
・当科では子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍や骨盤臓器脱などの良性疾患については、患者さんの負担の少ない手術を目指して、90%以上を内視鏡下手術(腹腔鏡手術、ロボット支援下手術)で行っています。当科には内視鏡技術認定医が7名在籍しており、これは全国でもトップクラスです。
・一方、悪性疾患は病理部や放射線科との合同カンファレンスにおいて、慎重に手術術式の検討を行っています。子宮頸がん、子宮体がんは、適応があれば内視鏡手術(腹腔鏡手術、ロボット支援下手術)を積極的に実施しています。ただし、悪性疾患ではがんを治すことが優先であり、開腹手術や小切開手術が必要となることもあります。
・卵巣がんでは基本的に開腹手術を行います。卵巣がんは腹膜播種を生じやすい疾患ですが、外科や泌尿器科と連携して、がんを取り残さない手術を行うことで治癒率を上げるようにしています。また、当科には婦人科腫瘍専門医も5名在籍し、やはりこれは全国でもトップクラスです。このように、当科は豊富な専門医による質の高い医療を提供しています。
産科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 40 6.08 7.53 0.00% 31.35
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 27 4.78 6.00 0.00% 33.67
K6151 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(止血術) - - - - -
K904 妊娠子宮摘出術(ポロー手術) - - - - -
K924-3 同種クリオプレシピテート作製術 - - - - -
○解説
・当院は、地域周産期母子医療センターに認定されており、24時間当直体制で緊急帝王切開手術や子宮外妊娠手術に即座に対応できる体制を整えております。合併症妊娠症例も多く、きめ細やかな妊娠管理、産褥管理が可能です。平成21年度より助産外来もスタートしております。
小児科・思春期科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度) 15 0.00 51.47 0.00% 0.00
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度) 13 0.00 51.85 15.38% 0.00
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) - - - - -
K5621 動脈管開存症手術(経皮的動脈管開存閉鎖術) - - - - -
○解説
・出生後の蘇生処置が必要と予測される分娩には小児科医が立ち合い、迅速に適切なケアを提供しています。重症の新生児仮死に対しては低酸素性脳症への進行を防ぐ低体温療法を年間5-8例実施しています。
・小児循環器領域では、胎児診断に始まり、新生児から成人に至るまで心臓血管外科と共同して幅広く診療しており、近年では循環器内科とも協力して塞栓術や血管拡張術などカテーテル治療も積極的に行っています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 1277 0.84 1.03 0.08% 74.38
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む) 284 0.61 4.37 0.00% 64.15
K2683 緑内障手術(濾過手術) 105 0.17 3.93 0.00% 70.80
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他) 86 0.64 3.23 1.16% 60.56
K259 角膜移植術 80 0.96 3.09 0.00% 69.01
○解説
・当科では前眼部から後眼部まで眼科領域疾患の診断・治療につき、各分野の専門家が幅広くカバーしています。
・白内障は原則2泊3日(両眼)あるいは1泊2日(片眼)の入院で行っています。また、硝子体手術、緑内障手術、角膜移植、斜視手術なども多くの手術を手掛けています。手術室で行う手術の総件数は3,500件程度です(抗VEGF薬の眼内投与を除く)。
・大きな特徴として、比較的稀で重症度が高い小児網膜硝子体疾患や小児白内障に対する症例が多く、近畿圏以外からも数多く紹介されています。また、緑内障や重症角結膜疾患に対する手術件数が多い事も特徴です。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 109 1.00 2.58 0.92% 72.33
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm未満) 66 1.02 1.12 0.00% 56.92
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) 22 1.00 1.55 0.00% 61.55
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) 16 1.00 1.38 0.00% 46.00
K0061 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm未満) 14 1.00 1.00 0.00% 61.93
○解説
・皮膚科では、皮膚悪性腫瘍、形成外科を専門とする医師2名がそれぞれの外科チームで皮膚腫瘍の診療を行っております。
・皮膚外科の治療は良性、悪性にかかわらず、また腫瘍のサイズにかかわらず対応可能で、磐石の体制です。これに加え、皮膚悪性腫瘍の内科的治療においてもJCOG (日本臨床腫瘍グループ)をはじめとした国内の皮膚腫瘍診療の方針決定に関わる皮膚腫瘍グループのメンバーとして医師複数名が活動しており、国内外の最新の知見を踏まえた最先端の医療を患者様に提供することができます。
・特に教授の大塚が専門とする悪性黒色腫は、近年の治療の進歩により薬物療法で大きく生命予後を改善することに成功しておりますが、その副作用の複雑さから非常に専門的な知識を要する治療にもなっています。
・高度な専門知識を有する医師が皮膚悪性腫瘍の治療に携わっておりますので、外科治療、内科治療ともに皮膚悪性腫瘍の治療体制が整っております。
・皮膚外科診療においては皮膚悪性腫瘍のみならず、良性腫瘍においても根治性、整容面の両面で患者様に満足のいくベストの治療を提供できるよう努めております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 134 1.54 4.46 0.75% 74.60
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 43 1.42 8.42 0.00% 70.81
K800-2 経尿道的電気凝固術 42 1.62 3.86 0.00% 74.79
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 41 1.44 3.07 0.00% 63.34
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 34 0.68 13.91 17.65% 70.62
○解説
・当院は大阪府下における献腎移植(登録)施設の1つとして認定されており、生体腎移植にも対応しています。
・膀胱癌に関しては尿路上皮から発生し、大きく表在性膀胱癌と浸潤性膀胱癌に分類されます。表在性膀胱癌の多くは経尿道的腫瘍切除術(TUR-Bt)で治療可能だといわれます。また、膀胱出血に対する電気凝固術も行っています。
・近年、食生活の欧米化や高齢化に伴い日本においても前立腺癌は増加の一途を辿っています。当院では、前立腺悪性腫瘍手術(ロボット手術)を積極的に行っています。
・尿路結石症は頻度の高い疾患のひとつで、近年の医療技術の進歩により、さまざまな治療法を選択することができるようになっています。当院では、尿管ステント留置術やレーザーを用いた尿路結石除去術を積極的に行っています。
耳鼻咽喉・頭頸部外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3192 鼓室形成手術(耳小骨再建術) 67 2.54 5.00 0.00% 56.00
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 41 1.61 4.71 0.00% 60.88
K6261 リンパ節摘出術(長径3cm未満) 37 1.35 2.22 0.00% 69.54
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 32 1.09 5.81 0.00% 31.44
K328 人工内耳植込術 28 1.21 6.18 0.00% 59.68
○解説
・耳科学領域では、耳科手術から側頭骨外科手術まで幅広く高度な手術技能を有する外科医が治療を担当しています。慢性中耳炎、真珠種性中耳炎、耳硬化症等の診断を正しく行い、鼓室形成術やアブミ骨手術等を提供しています。
・鼻科学領域では、鼻副鼻腔の慢性炎症、アレルギー性疾患、良性・悪性腫瘍に対して内視鏡下鼻副鼻腔手術を多数実施しています。
・頭頸部悪性腫瘍については腫瘍カンファレンスで治療方針を決定した後、頭頸部外科手術全般に関しての高い手術技能と豊富な経験を生かし、エビデンスのある医療、集学的な頭頸部がん診療を提供しています。
放射線診断科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 27 0.00 1.00 0.00% 62.67
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) - - - - -
K617-6 下肢静脈瘤血管内塞栓術 - - - - -
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) - - - - -
K613 腎血管性高血圧症手術(経皮的腎血管拡張術) - - - - -
○解説
・画像下治療(interventional radiology、以下IVR)も新しい技術の進歩・器具の開発に伴って外科的治療法にならぶ治療法として注目されています。IVRは、血管造影・CT・超音波などの画像誘導下に経皮的に行う低侵襲医療で、適応手技は、肝癌をはじめとした悪性腫瘍に対する塞栓術や化学療法、出血に対する塞栓術、下肢静脈瘤など多岐にわたります。当院でも多くの症例を治療しています。
救命救急科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7162 小腸切除術(その他) 15 2.67 22.27 46.67% 73.80
K7182 虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの) - - - - -
K1642 頭蓋内血腫除去術(開頭)(硬膜下) - - - - -
K7191 結腸切除術(小範囲切除) - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
○解説
・当院は、救急総合診療センター(ER部)と連携を密にした365日、24時間体制の3次救急施設です。
・原因疾患が明らかではない症状(発熱や各種痛み)や急な治療を要する症状(腹痛・意識障害)などに対して、初期診断と処置を行い専門診療科へのスムーズな橋渡しを行っています。
・手術としては生命に関わる重症の状態に陥る可能性のある、憩室穿孔や急性汎発性腹膜炎に対する結腸切除術、絞扼性イレウスに対する小腸切除術や頭部外傷による頭蓋内出血に対する開頭血腫除去術などの症例が挙げられます。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 34 20.41 22.65 17.65% 66.47
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 - - - - -
K6151 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(止血術) - - - - -
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 - - - - -
K613 腎血管性高血圧症手術(経皮的腎血管拡張術) - - - - -
○解説
・腎不全が進行し末期腎不全の状態になると、腎代替療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)が必要になります。腎移植を除き、当科では様々な病状により腎不全が進行し、継続的に血液透析が必要となった場合、心臓血管外科と連携して内シャント(血液を取り出すために動脈と静脈を吻合したもの)の作成を行っています。
・腹膜透析を選択された場合には、当科で腹膜透析用カテーテル挿入術(透析液を出し入れするシリコンでできた医療用チューブをお腹に埋め込む手術)を行っており、腎臓内科医が手術を行うことで透析導入後のより良いケアの提供につながると考えています。当科は南大阪では屈指の腹膜透析管理施設であり、トラブル対応も含め豊富な経験があります。
・腎臓と血圧には深い関係があり当科では難治性高血圧(治療抵抗性高血圧)の診療も行っています。難治性高血圧の原因の一つとして腎血管性高血圧(腎臓に向かう動脈が狭窄することで引き起こされる高血圧)があります。腎血管性高血圧は治療可能な高血圧であり、当科では適切に診断を行い循環器内科や放射線科と連携してカテーテル治療を行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 23 0.11%
180010 敗血症 同一 24 0.11%
異なる 36 0.17%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる 11 0.05%
180040 手術・処置等の合併症 同一 87 0.40%
異なる 11 0.05%
○病名の定義
【播種性血管内凝固症候群】
元来、正常な血管内では、血液が固まらない仕組みをもっています。何らかの原因によって、血液が固まる力が強くなり、様々な場所で血液が固まってしまい、この血栓により臓器不全などを引き起こすこともある重症な病気です。
【敗血症】 
細菌感染が血液や全身にまでおよぶ重症な症状を引き起こす病気です。
【真菌症】
真菌(カビの一種)による感染症です。 
【手術・処置等の合併症】
手術後の創部や腹腔内の感染、白内障術後の眼内レンズ脱臼、人工関節のゆるみや脱臼、血液透析などを施行した患部の閉塞や感染、カテーテル(体内に留置し、薬剤注入や体液などの排出を目的に挿入される管)による感染や閉塞などが挙げられます。

○定義
・医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして、播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌症、手術・処置等の合併症について、入院契機病名の同一性の有無を区別して患者数と発生率を示しました。
・DPCコードとは病名による主要分類を表しています。
・入院契機病名とは今回入院し治療する必要があると判断する根拠となった病名です。
・「同一」とは、入院する根拠となった病気を継続して入院中も治療が行われたことを表しています。
・「異なる」とは、ある病気の治療目的で入院となったが、併存していた、又は入院中に発生した違う病気による治療が主となってしまったことを表しています。
・「発症率」とは、全入院患者さんのうち、該当する病名で発症した患者さんの割合です。

○解説
・傷病名と入院契機病名が異なる場合の入院契機病名の多くには、肺炎などの感染症や癌などが挙げられます。その場合、入院後に全身状態が悪化し「播種性血管内凝固症候群」や「敗血症」に至ってしまうことがあります。
・手術・処置等の合併症においては約9割が、「手術、処置などの合併症」を加療目的として入院され、継続してその治療を受けている患者さんです。また、残りの1割はある症状の加療目的で入院となったが、「手術・処置等で合併症を発症し、その治療に最も医療資源を投入」した患者さんとなります。発生率は低いですが術後合併症は一定の確率で起こりえることが分かります。