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診療科

心臓血管外科

手術・症例件数実績(2021年1月〜12月)

  • 心臓大血管手術(OPCAB※含む) 267例
    胸腔鏡下心臓手術(MICS) 45例
    重複カウントあり 先天性心疾患手術 33例
    心臓弁膜症手術 100例
    冠動脈バイパス術 83例
    胸部大動脈瘤・
    解離手術
    77例
    TAVI 143例
    胸部ステントグラフト 24例
    心臓大血管手術総数 434例

OPCAB(心拍動下冠動脈バイパス術)人工心肺を用いず、心臓が動いたままの状態で行う冠動脈バイパス手術

診察している特殊(専門)疾患

心臓血管外科の対象となる特殊 全ての分野に対して高度で良質な手術を提供している。
具体的には

  • 虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞の合併症)
  • 弁膜症
  • 心筋症
  • 大動脈疾患(大動脈解離、大動脈瘤)
  • 不整脈
  • 末梢血管疾患(閉塞性動脈硬化症、急性動脈閉塞など)
  • 先天性心疾患に対する外科的治療
  • 補助人工心臓

外来診療日一覧

○…初診・再診とも診療 □…初診のみ診察 △…再診(予約)のみ診察 ー…休診

担当医師案内

★は、ご紹介患者さまの予約枠があります。

   
心臓血管外科一般 AM ★宮下 直也 浅田 聡 ★坂口 元一
★小川 達也
★小谷 真介
★岡本 一真 ★濱田 隆介
PM 宮下 直也 浅田 聡 坂口 元一
小川 達也
小谷 真介
★岡本 一真 濱田 隆介

診療スタッフ

専門医資格について

担当医師名 専門分野 専門医資格
坂口 元一 主任教授、診療部長
坂口 元一
虚血性心疾患、大動脈疾患、弁膜症、心筋症、低侵襲開心術、ステントグラフト治療、心臓カテーテル治療 日本外科学会外科専門医、心臓血管外科専門医認定機構心臓血管外科専門医
客員教授
北山 仁士
岡本 一真 准教授
岡本 一真
低侵襲心臓手術、弁膜症、虚血性心疾患、大動脈疾患、心不全、心臓カテーテル治療、ステントグラフト治療 日本外科学会外科専門医、心臓血管外科専門医認定機構心臓血管外科専門医
小川 達也 准教授
小川 達也
虚血性心疾患、弁膜症、心不全、大動脈疾患、ステントグラフト治療、末梢血管疾患 日本外科学会外科専門医、心臓血管外科専門医認定機構心臓血管外科専門医、日本循環器学会循環器専門医
講師
浅田 聡
先天性心疾患 日本外科学会専門医、心臓血管外科専門医認定機構心臓血管外科専門医
小谷 真介 医学部講師
小谷 真介
虚血性心疾患、弁膜症、大動脈疾患、ステントグラフト治療、 末梢血管疾患、心臓カテーテル治療 日本外科学会外科専門医、心臓血管外科専門医認定機構心臓血管外科専門医、日本循環器学会循環器専門医
宮下 直也 医学部講師
宮下 直也
虚血性心疾患、大動脈疾患、弁膜症、ステントグラフト治療 日本外科学会外科専門医、心臓血管外科専門医認定機構心臓血管外科専門医
濱田 隆介 医学部助教A
濱田 隆介
虚血性心疾患、弁膜症、大動脈疾患、ステントグラフト治療 日本外科学会専門医
医学部助教B
玉井 夢果
心臓血管外科一般

診療内容

  1. 先天性心疾患…新生児期から学童期まで、比較的軽度の心疾患から高度の技術を要する複雑心奇形まで、全ての先天性心疾患に対する根治手術および姑息手術
  2. 虚血性心疾患に対する手術…狭心症に対する冠動脈バイパス術、心筋梗塞の合併症(虚血性心筋症、左室瘤、心室中隔穿孔、僧帽弁閉鎖不全、心臓破裂など)に対する修復手術
  3. 弁膜症に対する手術…弁再建手術、弁置換手術約6㎝の小さな皮膚切開で弁膜症手術を行う低侵襲弁膜症手術(MICS)、大動脈弁狭窄症に対するカテーテル治療(TAVI)を多数行っています。
  4. 大動脈疾患に対する手術…胸部大動脈瘤、胸腹部大動脈瘤、腹部大動脈瘤に対する手術、特に、破裂または切迫破裂例に対する緊急手術、ステントグラフト治療
    スラントグラフト治療は、腹部大動脈瘤だけでなく、複雑な胸部大動脈瘤にも積極的に行っています。
  5. 不整脈、伝導障害に対する手術…心房細動に対するMaze手術、ペースメーカーやICD植え込み手術
  6. 末梢血管手術…急性、慢性動脈閉塞に対する血行再建術、カテーテルによる血管形成治療、下肢静脈瘤に対してレーザー治療を開始しました。
  7. 植え込み型補助人工心臓…植え込み型補助人工心臓による重症心不全の補助

特色

  1. 循環器内科、小児科(心臓小児科)との緊密な連携によって的確で迅速な心臓外科治療を行える体制が整っており、有数の手術症例数である。
  2. CCUや救命救急センターとのチームワークで24時間、いかなる心臓血管手術にも対応できる体制を整えている。
  3. 先天性および後天性の全ての心臓血管疾患に対して良質の最新手術を施行できるオールラウンドな心臓外科施設である。
  4. 先天性、後天性心臓血管疾患ともに、より侵襲の少ない手術(低侵襲心臓手術)を行い、患者の肉体的、精神的、経済的、社会生活上の負担の軽減を図っている。
  5. 重症、または外科治療困難とされている心臓血管疾患患者でも心臓外科治療の恩恵を受けることのできるように研鑚を積んでいる。
  6. 先天性心疾患に対する手術…左心低形成症候群、大動脈離断・縮窄症、総肺静脈還流異常症など新生児期、乳児期早期の手術、重症複雑心奇形に対する修復手術に積極的に取り組んで良い成績を上げている。
  7. 虚血性心疾患に対する手術…体外循環を用いない心拍動下冠動脈バイパス術(OPCAB)を積極的に行っている。冠動脈バイパスの際に用いる体外循環をより簡便で低侵襲なものとする、『低侵襲体外循環装置』を開発し臨床応用している。
  8. 弁膜症に対する手術…弁形成術を適応して極力、自己弁を温存、再建する方針である。心房細動合併例ではMaze手術で整調律への復帰を図っている。
  9. 大動脈病変に対する手術…弓部大動脈手術で独自の脳潅流法を考案して、より安全な手術が行えるよう努めている。ハイブリッド型手術室を設置し、多数のステントグラフト治療を行っている。
  10. 植え込み型補助人工心臓…補助心臓を常備し、重症心不全に対し迅速に循環補助を行うことができる、植え込み型補助人工心臓実施施設である。
  11. 心不全に対する外科治療…心機能の低下した心臓に対する移植以外の外科的治療(左室形成術など)を積極的に行っている。

関連リンク

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