近畿大学病院消化器内科では膵炎患者さまの緊急搬送がスムーズに行える地域連携構築のため、膵炎を診療している主たる病院に毎年アンケートを行い、「南大阪地域における急性膵炎診療の地域連携構築会議」を開催しております。
会議後にはアンケートの結果より「南大阪膵炎MAP」を作成し、2017年からその運用を行っております。
「南大阪膵炎MAP」とは南大阪地域で重症膵炎や胆石性膵炎患者さまを転送させるのに役立つツールであり、地域連携課が停止する夜間、祝日、満床時、クラスター発生時に、南大阪地域の病院の膵炎対応可能状況を確認することができます。
重症膵炎の受け入れが基本的に可能な施設を赤く、状況により受け入れが可能な施設が黄色にして表にしております。
転院搬送先が困難である際にはこの表を参考にしていただき、近隣施設から順にお問い合わせいただければ搬送先がみつかる可能性が高くなると考えております。膵炎の患者さまをご紹介いただく際にはこちらのMAPをご活用ください。
