2025/04/08
令和7年4月8日
近畿大学病院患者支援センターにおいて、11名の患者情報が書かれた書類1枚を、誤って院内のリーフレットラックに配架する事案が発生しました。
当該患者様及び関係者の皆様に、ご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。このような事態を招いたことを重く受け止め、今後個人情報の取り扱いには厳重に注意し、再発防止に努めてまいります。
1. 経緯
令和7年(2025年)3月14日(金)8時10分頃、リーフレットラックをご覧になった患者様からの届出により事案が発覚しました。書類は看護師が業務のために電子カルテの情報をもとに作成したもので、印刷した際にチラシに紛れ、誤って配架されていました。すでに書類は回収しており、これまでに本件による二次被害は確認されていません。
2. 流出した患者個人情報
対 象:近畿大学病院の患者様11名
内 容:氏名、年齢、病名、退院・転院時の方向性(調整内容)
配架期間:令和7年(2025年)1月末頃~3月14日(金)
3. 対応
対象の患者様、関係者に対して謝罪するとともに、病院内のすべてのリーフレットラックを点検、および同様の事例がないことを確認し、文部科学省と個人情報保護委員会に報告しております。当院の規程では、電子カルテから患者の個人情報を転記し、電子機器端末等に入力・取得することを原則禁止しておりますが、当該看護師は必要な承認を受けず、不適切な方法で患者データを保管していました。作成した書類が、業務用パソコンから削除されており、同様の書類が保存されていないことを確認しております。今後、このような事態を招くことがないよう、対策を講じてまいります。
4. 再発防止策
① 電子カルテの取り扱い及び個人情報の持ち出しに関する注意喚起を改めて周知・徹底します。
② 個人情報取り扱いに関する自己点検ならびに所属長による監査を実施し、管理を強化します。
以上
【問い合わせ先】
学校法人近畿大学 医学部・病院運営本部 総務広報課
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TEL:072-366-0221(代表)
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