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2014/12/09

医学部附属病院 安全管理部感染対策室 教授・室長 吉田耕一郎が「日本医真菌学会賞」を受賞いたしました!

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この度、吉田耕一郎教授が、2014年11月1・2日に開催された第58回日本医真菌学会総会・学術集会にて、「日本医真菌学会賞」を受賞いたしました。この賞は2014年度、2名のみに贈られた名誉ある賞です。

受賞した『深在性真菌症の血清診断法の臨床的評価と改良に関する研究』概要は、下記にてご確認頂けます。

深在性真菌症の早期診断は困難ですが、
日本で開発された(1→3)-β-D-グルカン測定法は、深在性真菌症の迅速臨床診断法として、広く用いられてきました。最近では、国内のみならず海外のガイドラインでも紹介され、この検査法の評価が高まってきています。
(1→3)-β-D-グルカン測定法にはいくつかの方法があります。
これらの測定法の感度や特異度を評価し、一部の測定法では特異度に問題があることを明らかにしました。
また、試薬メーカーと協力し、この原因が検体中のタンパク質などによる非特異的反応によるものであることを解明し、この解決法として、試薬の改良を行った事が評価され今回の受賞とへつながりました。

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