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診療科

検査部門
(中央臨床検査部、輸血・細胞治療センター・病院病理部)

部門紹介・フロア図

1.検査部門

このホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。検査部門について紹介させていただきます。
検査部門は、中央臨床検査部(採血・検体検査・生体検査)、輸血・細胞治療センターおよび病院病理部の3つの組織から構成されています。2020年4月1日現在、120名のスタッフ(医師8名、臨床検査技師92名、看護師3名、診療補助員4名、事務補助員13名)が在籍しています。当院の基本理念の下、精確かつ信頼性の高い検査結果を迅速に各診療科医師に提供しています。

2.部門紹介:検査部門

検査部門はすべての患者さまに対して24時間体制で安全で安心な検査を提供すべく日夜努力を続けています。大学病院、特定機能病院としての専門性を生かし医療の進歩に対応できる検査体制を整え、迅速で高品質な検査データを提供しています。多くのスタッフが国家資格に加え各分野における専門資格や認定資格を取得し専門性の高い検査を担当しています。

3.ISO15189認定取得

中央臨床検査部・輸血細胞治療センター・病院病理部は、2016年12月8日付で公益財団法人 日本適合性認定協会(JAB)による、臨床検査室に特化した国際規格であるISO15189認定を取得しました。ISO15189は、臨床検査室の品質と能力を客観的に評価する国際的な第三者評価であり、この認定取得は国際規格に基づく臨床検査の実施、臨床検査値の提供を行う能力を有している証となります。本規格は継続的改善が求められ、4年ごとの再審査で認定が更新されます。検査部門では今後も本認定を継続し、国際的にも通用する標準化された検査データ提供に努めてまいります。

4.精度保証施設認証

精度保証施設認証制度は2011年4月から開始されています。日本臨床検査標準協議会および日本臨床衛生検査技師会が認定機関で、検査方法および検査データが標準化され、かつ精度が十分に保証されていると評価できる施設に対して、精度保証施設として認証する制度です。認定期間は2年で、当院では2011年より更新を続け、標準化された検査データ提供に努めています。

5.フロア図

検査部門は4つのフロアに分かれています。フロア図とそれぞれの業務を紹介します。

  1. 病院棟1階
    • 中央超音波診断・治療室
    • 病院病理部
  2. 病院棟2階
    • 採血室、通院治療採血室、採尿室
    • 検体検査室(生化免疫一般検査室、血液検査室、細菌検査室)
    • 輸血・細胞治療センター
  3. 病院棟3階
    • 生理機能検査室(心電図、肺機能、循環機能、脳波検査室)
  4. 救急災害センター1階
    • 検査室
①病院棟1階 中央超音波診断・治療室、病院病理部

中央超音波診断・治療室では、腹部や表在の超音波検査などを実施しています。
病院病理部では細胞診や組織診などの検査を行っています。

②病院棟2階 採血室、通院治療採血室、採尿室、生化免疫一般検査室、血液検査室、細菌検査室、輸血・細胞治療センター

病院棟2階には採血室、採尿室、各検体検査室、輸血・細胞治療センターが中庭を囲むように配置されています。血液、尿、便、喀痰などを材料とした検体検査の大部分を各検査室で測定し、特殊な検査を除いては採取後1時間以内での迅速報告を行っています。24時間365日当番制で緊急性の高い検査に対応しています。なお、一部の特殊検査については検査センターに委託しています。

③病院棟3階 生理機能検査室(心電図、肺機能、循環機能、脳波検査室)

3階では心電図検査、肺機能検査、心臓及び血管超音波検査、脳波検査などを実施しています。

④救急災害センター1階検査室

3次救急、ER(救急外来)、救急災害センター病棟(CCMC・CCU・SCU)からの緊急性の高い検査を迅速に対応するため専用の検査室を設けています。24時間365日当番制で救急医療に貢献しています。