病院棟3階生理機能検査室では心電図検査、負荷心電図検査、ホルター心電図検査、肺機能検査、心臓超音波検査、血管超音波検査、脳波検査、聴力検査など多くの検査をそれぞれの検査室で実施しています。
検査毎に検査内容の説明、受付手順、所要時間、注意事項の順に記載してあります。
心電図室では主に安静または各種負荷をかけた状態で心電図検査を行っています。
心臓は血液を全身に循環させるためにポンプの働きをしており拡張・収縮を繰り返します。
この際に発生する微弱な活動電流の変化を波形として記録したものが心電図です。
心臓疾患に関する検査として広く施行されており、病気発見の第一の手がかりとしてよく用いられます。
運動負荷をかけることにより、安静時心電図では検出できない心筋虚血による心筋異常や安静時心電図に出現していた不整脈がどう変化するかを調べる検査です。
負荷様式で様々な検査法がありますので順に説明します。
肺機能検査室では、呼吸器(肺・気管など)の機能(主に換気機能・ガス交換機能)を検査しています。一般的に呼吸器疾患の診断や重症度の評価に広く用いられ、経過観察・治療効果判定にも重要な検査です。術前検査にも施行されています。
各種センサーを装着し、睡眠中の呼吸の状態を調べる検査です。外来で行う簡易型検査と、入院で行う精密検査があります。※呼吸器アレルギー内科限定
写真は機器装着時の様子です。
脳波・聴力検査室では全身の神経や筋肉内に流れる微小電流を測定することで、各器官の機能評価や障害ある部位・程度を調べています。
ヘッドホンをつけて検査をします
左:防音室、右:検査時の様子
※いずれも脳神経内科医師による検査です。
循環機能検査室では、超音波装置を用いて心臓、血管などを検査しています。
超音波とは、人の耳で聞くことのできない高い周波数の音です。
物体に当たると反射・透過する性質があるため、体内の血管や臓器の形だけでなく、血液の流れなども詳しく調べることができます。
非侵襲性で比較的簡便なため、スクリーニング検査として広く行われています。
中央超音波診断・治療室では、超音波装置を用いて対象部位を検査しています。
超音波とは、人の耳で聞くことのできない高い周波数の音です。
物体に当たると反射・透過する性質があるため、体内の血管や臓器の形だけでなく、血液の流れなども詳しく調べることができます。
非侵襲性で比較的簡便なため、スクリーニング検査として広く行われています。
検査の受付は1階の中央超音波診断・治療室受付にて行います。