2013/12/24
１２月２１日（土）にがんセンター主催のクリスマスの集いが開催されました。
当日は入院中の患者さんやそのご家族他、様々な方にご来場いただき、楽しいひと時を過ごしました。また、カラーボールさん、木山尚子さんにはがん治療の体験もお話し頂き、勇気を得ました。
当日の模様です。
・受付周辺には、前日からスタッフ総出で制作したクリスマス装飾、会場には大きなクリスマスツリーが飾られていました。
・会場スタッフはもちろん、司会までサンタやキャラクターの仮装して会を盛り上げます。
・楽曲の演奏１組目はカラーボールさん。男女のデュオで、女性ボーカルの温かい歌声で会場を包んでくださいました。
＜カラーボール＞
若年性がん患者団体「ＳＴＡＮＤ ＵＰ！！」の公式ユニット。胃がん経験者の高橋和奈（Ｖｏ.）と、ユーイング肉腫経験者の坪内雄佑（ｇｔ.）が「現在がんと闘っている人達に、がんを経験した自分たちだからこそ伝えられる音楽があるはず。少しでもがんと向き合う勇気や希望をもってもらいたい。」という想いから２０１０年に結成。
・２組目は木山尚子さん。クリスマスの定番曲やクラシックを演奏してくださり、美しいピアノの音色に惹きこまれました。
＜木山尚子＞
２２歳で渡蘭、オランダ在住歴１６年のピアニスト。２００８年３４歳で乳がん発覚、右乳房全摘出＆リンパ節郭清。受精卵凍結後、抗がん剤を経て、現在ホルモン療法中。２０１０年遺伝子診断を受け遺伝性乳がんであることが判明。予防治療として左乳房も摘出、その後左右乳房再建、計５回の手術を経験。自身の体験から音楽セラピーを取り入れた演奏活動をしている。
・３組目は秋ゆたかさん。打ち込まれた演奏に合わせたリコーダーの演奏でポピュラー曲からクラシックまで様々な曲を聴かせていただきました。
＜秋ゆたか＞
東京大学在学中に創設したリコーダーサークル「東大ブロックフレーテアンサンブル（ＴＢＥ）」では、リーダーとして活躍。同大学大学院卒業後は、札幌医科大学助教授、岡山大学医学部教授を歴任。２０００年１１月に臨床研究支援センター（Ｏｆｆｉｃｅ ＡＫＩ）を起業し、臨床看護師の研究支援に全国を駆け回る毎日である。
・スタッフ・出演者・ご来場の方の全員できよしこの夜を合唱して、会場が一体となったところで、フィナーレを迎えました。
