文字サイズ
T
T
ページの先頭です。
メニュー

がんセンター
がんセンターについて

がんセンター組織図

当院がんセンターは、「情報管理」「診断治療」「相談支援」「緩和ケア」の4つの部門で組織されています。

情報管理部門

主に「がん登録」に関することを担当しています。がん登録には、全国がん登録と地域がん登録があります。全国がん登録とは、日本でがんと診断されたすべての人のデータを、国で1つにまとめて集計・分析・管理する新しい仕組みです。地域がん登録は、都道府県がそれぞれの自治体内で診断されたがんのデータを集めたものですが、そのもとになる情報をそれぞれの医療機関で集めるのが院内がん登録です。
このがん登録情報は、国のデータベースで一元管理され、がん罹患数のほかに進行度や生存率など、がんにまつわるさまざまな統計情報を得ることができるようになっています。

診断治療部門

がん診断の中心となる部門です。がんの診断、手術療法、放射線治療、薬物療法(抗がん剤治療)、ゲノム医療などが適正におこなわれ、診療の質を向上させるようそれぞれに委員会や連絡会が設置されています。
また、当院のがんセンターには臓器別の「診断治療ユニット」が12あります。各ユニットは内科医・外科医・放射線科医・病理診断医・看護師・薬剤師・管理栄養士・理学療法士・医療ソーシャルワーカーなどから成り、多職種で情報を共有し連携して診療にあたっています。
各診療科の医師が個々に診断・治療を進めるのではなく、多職種が一同に集まる「キャンサーボード(検討会)」で、診断や治療法について患者さんの進行度、年齢、併存疾患のみならず治療に対する意欲や家族のサポート体制なども含めて総合的に検討し、最善の治療を提供できるようにチームで診療を行っています。

相談支援部門

がん相談支援センターは、全国の「がん診療連携拠点病院」や「小児がん拠点病院」「地域がん診療病院」に設置されている、がんに関するご相談の窓口です。患者さんやご家族のほか、地域の方々はどなたでも無料でご利用いただけます。

緩和ケア部門

緩和ケアチームは、患者さんとそのご家族に対して、身体のつらさや気持のつらさを和らげQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上のために、緩和ケアに関する専門的な知識や技術により、患者さんやご家族へのケアを行うチームです。基本的には医師、看護師からのケアを受けることができますが、そのほか薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーなどの専門職がチームとなってサポートします。