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高度医療 ハイブリッド手術室

2020年04月01日

最新鋭の機能を備えた複合型手術室「ハイブリッド手術室」

近畿大学病院では、2016年より先駆けてハイブリッド手術室を導入しています。
これは、血管撮影やX線透視などこれまで手術室とは別室で行っていた施術を、同室で同時に行うことができる、高機能複合型手術室です。
術中に撮影した画像を3D化する機能や、画像融合を瞬時に行う機能を持つナビゲーションシステムを搭載しているため、飛躍的に高度で精密な手術が可能です。
これにより、術前の患者さんの病院内の移動を減らせるほか、手術時間の短縮や出血量の減少、入院期間の短縮など、体に負担が少ない治療が行えるようになります。
特に高度な技術と精密な画像などを必要とする心臓血管外科・脳外科・整形外科の手術で活用されています。

ハイブリッド手術室 概要

導入機種 Artis zeego(多軸駆動アーム搭載血管撮影システム)
機種の特徴 次世代3DプラットフォームおよびFIS(Flexible Isocenter System:手術台傾斜自動追従装置)を搭載。さらに画像融合機能を有する最新のシステムも同時に導入。
面積 71.8m²

1心臓外科・循環器内科での治療

既に当院で多く行われている大動脈瘤、大動脈解離に対するステントグラフト治療や末梢血管疾患に対するステント治療などの血管内治療は、カテーテルによる血管内治療の能力が飛躍的に高まるだけでなく、現在実用化されつつある、カテーテルによる大動脈弁膜症に対する手術が行えます。心臓だけではなく、身体の機能低下により今まで治療が受けられなかった高齢患者さんに対しても治療法の選択枠増加につながります。

2脳神経外科での治療

高度な技術が必要とされる脳外科では、最新のシステムを用いて、通常の開頭手術と、従来は別の部屋で行われていた血管撮影や血管内手術を統合して行うことが可能です。高い精度が要求される脳動脈瘤等ほか、より安全で摘出度が高く、身体への負担が少ない手術を目指しています。

3整形外科での治療

CTシステムを備えた最先端のハイブリッド手術室では、頸椎の再建術など難易度の高い手術をより安全に迅速に行う事が可能です。患者さんの負担を減らすため、できるだけ低侵襲の術式を開発しており、より早期の社会復帰に取り組んでいます。

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